年会費無料の海外旅行保険付帯クレジットカード比較と北京旅行におすすめ5選!

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北京旅行に必要なものとして、海外旅行保険があります。

北京でケガや病気で病院にかかる場合、日本の保険が使えないため、治療費が高額になりかねないからです。

ですので海外旅行保険は必須ですが、クレジットカードの中にはあらかじめ海外旅行保険が付帯しているものがあります。

そのようなクレジットカードがあれば、あえて海外旅行保険に入らなくても済むので、旅費を節約できます。

この記事では、海外旅行保険付きクレジットカードの中でも、年会費無料のカードに限って紹介します。

この記事では、単身者・ひとり旅向けのクレジットカードを紹介します。

旅行に同伴する家族まで保険がカバーできる、「家族特約」や家族カード発行の有無を基準に選んでません。

1.年会費無料の海外旅行保険付きクレジットカード一覧

年会費無料の海外旅行保険付きクレジットカードについて、主なものを一覧にしました。

条件付き無料(年1回カード利用で年会費無料など)のカードも、一覧に入れてあります。

カード 付帯条件 傷害死亡・後遺障害 傷害・疾病治療 賠償責任 携行品損害 救援者費用 年会費無料の条件
エポスカード 利用付帯 3,000万円 傷害治療
200万円
疾病治療
270万円
3,000万円 20万円 100万円  
セゾンブルーAMEX 利用付帯 3,000万円 300万円 3,000万円 30万円 200万円 25歳まで無料
(26歳以上は3,300円)
横浜インビテーション 利用付帯 2,000万円 200万円 2,000万円 20万円 200万円  
Delightジャックス 利用付帯 2,000万円 200万円 2,000万円 20万円 200万円  
オリコカードVisa payWave 自動付帯 2,000万円 200万円 2,000万円 20万円 200万円 年1回のカード利用
オリコカードPayPass 自動付帯 2,000万円 200万円 2,000万円 20万円 200万円 年1回のカード利用
竜馬カード 自動付帯 2,000万円 200万円 2,000万円 20万円 200万円 年1回のカード利用
ソードアートオンラインカード 自動付帯 2,000万円 200万円 2,000万円 20万円 200万円 年1回のカード利用
学生専用ライフカード 自動付帯 2,000万円 200万円 2,000万円 20万円 200万円  
Excite MasterCard 自動付帯 2,000万円 200万円 2,000万円 20万円 200万円  
楽天カード 利用付帯(ツアー料金のカード払いのみ) 2,000万円 200万円 2,000万円 20万円 200万円  
プラスハッピーUCカード 利用付帯 2,000万円 150万円 2,000万円 20万円 100万円  
リクルートカード 利用付帯 2,000万円 100万円 2,000万円 20万円 100万円  
JCB Wカード 利用付帯 2,000万円 100万円 2,000万円 20万円 100万円  
三井住友カード(NL) 利用付帯 2,000万円 50万円 2,000万円 15万円 100万円  
Trip.comカード(銀聯) 利用付帯 2,000万円 50万円 2,000万円 15万円 100万円  
イオンSuica 自動付帯(一部利用付帯) 500万円
(1,000万円)
50万円 なし なし なし  
ビックカメラSuica 自動付帯 500万円 50万円 なし なし なし 年1回のカード利用

表の赤い字は、海外旅行保険の中でも最も重要かつ最も使われる頻度の多い、ケガ・病気の治療費(傷害治療費用・疾病治療費用)の補償額です。

詳しくは次の、「海外旅行保険付きクレジットカードの選び方」で解説します。

2.海外旅行保険付きクレジットカードの選び方

海外旅行保険付きクレジットカードを選ぶ際、次の3点に注目してください。

  • 自動付帯か利用付帯か
  • 傷害治療費用・疾病治療費用は充実しているか
  • キャッシュレス診療(キャッシュレス・メディカルサービス)は可能か

以下、順に解説します。

1.自動付帯か利用付帯か

クレジットカードに付帯する海外旅行保険には、自動付帯利用付帯があります。

自動付帯とは、カードを持っているだけで、日本から出国後自動で海外旅行保険が補償されるというもの。

一方利用付帯は、海外旅行を目的とした電車代や航空券などの料金をクレジットカードで支払った場合にのみ、海外旅行保険が補償されるというものです。

利用付帯の場合このカード利用がなければ、海外旅行保険は適用されません。

このためクレジットカードの海外旅行保険は、自動付帯が楽でいいです。

持っているだけで自動で海外旅行保険が付くので、何もせずにいいので楽ちんです。

利用付帯では旅行前にカード払いを忘れないようにしなければならないので少し面倒ですが、ただ利用付帯カードのうちにも年会費や補償内容から良いものが結構あります。

注意点として、利用付帯カードの海外旅行保険が有効になる条件は、カードごとに異なるということです。

たとえば、今回紹介するセゾンブルー・アメックスのように電車や航空券の支払いをカードですればいいものがある一方、楽天カード(一般)のように交通費等の支払いは条件達成には認められず、ツアー代金の支払いのみしか認められないものがあります。

このように利用付帯カードの場合は、海外旅行保険が適用になる条件をあらかじめ確かめておく必要があります。

上記のように楽天カード(一般)は、海外旅行保険適用の条件がツアー代金の支払いなので、ひとり旅には向きません。

一方、楽天プレミアムカードは自動付帯で補償額も手厚いのでおすすめですが、年会費11,000円かかるのでこの記事では割愛します。

2.傷害治療費用・疾病治療費用は充実しているか

クレジットカード付帯の海外旅行保険には補償内容がいくつかありますが、カードを選ぶ際には、傷害治療費用疾病治療費用の手厚さで選ぶべきです。

それはケガ・病気の治療費用で、海外旅行保険で最も使うことになる項目だからです。

このことを説明するために、まず海外旅行保険にはどんな補償があるのか見てみます。

海外旅行保険の補償内容

海外旅行保険の補償内容は、以下の表のようになります。

項目 内容
傷害死亡・後遺障害 事故によるケガがもとで死亡したり後遺障害が生じた場合に保険金が支払われる。
傷害治療費用 事故によるケガがもとで医師の治療を受けた場合に保険金が支払われる。
疾病治療費用 旅行中および旅行終了後72時間以内に発病し医師の治療を受けた場合に保険金が支払われる。
ただし旅行中に原因が発生したものに限る。
賠償責任 旅行中に誤って他人にケガをさせたり他人のものを壊したりして損害賠償責任を負った場合に保険金が支払われる。
携帯品損害 旅行中カメラやスーツケースなどが盗難・破損した場合に保険金が支払われる。
救援者費用 旅行中の死亡、行方不明、ケガや病気による入院の場合に親族が現地に赴くための交通費・宿泊費・捜索費用などに対して保険金が支払われる。

これらの補償内容のうち、傷害治療費用疾病治療費用携行品損害が利用する頻度が多いです。

次のグラフからも、そのことが分かります。

引用:ANAの保険

疾病治療が特に多いのが分かりますね。

中国では病院での治療費が高額になりがちでもあるので、海外旅行保険付帯のクレジットカードは、疾病治療費用と傷害治療費用が手厚いものを選ぶべきです。

この観点から言うと、上で紹介した年会費無料の海外旅行保険付きクレジットカード一覧のうち、傷害治療費用と疾病治療費用が50万円のものは、補償額が少ないと言わざるを得ません(三井住友カード(NL)、Trip.comカード、イオンSuica、ビックカメラSuica)。

ただ後で解説しますが、海外旅行保険付きクレジットカードは複数枚持っていれば補償額を合算できます。

補償額の少ないカードの場合、それだけでなく他にも補償額の手厚いカードを持つことがおすすめです。

3.キャッシュレス診療(キャッシュレス・メディカルサービス)は可能か

クレジットカードに付帯する海外旅行保険は、キャッシュレス診療(キャッシュレス・メディカルサービス)が可能なものが望ましいです。

キャッシュレス診療とは、病院で治療費を自己負担することなく治療を受けられるというものです。

キャッシュレス診療できないと、治療費をその場で払わなければなりません。

日本帰国後に保険金を請求できるとはいえ、治療費が100万円以上など高額になった場合、その場で支払いできない恐れがあります。

そのため、キャッシュレス診療できる海外旅行保険付きクレジットカードがおすすめとなります。

今回紹介するクレジットカードは、すべてキャッシュレス診療に対応してるので安心です ♪

ところでキャッシュレス診療には注意点もあるので、以下説明します。

キャッシュレス診療(キャッシュレス・メディカルサービス)の利用法と注意点

キャッシュレス診療(キャッシュレス・メディカルサービス)の利用の手順は、以下のとおりです。

  1. 体調が悪くなるか、ケガをする
  2. クレジットカードのサポートデスク(引受保険会社)に電話
  3. サポートデスクがカード会社に連絡し、利用者がカード会員であることを確認する
  4. サポートデスクが中国の提携病院を探し、予約する
  5. 病院の予約完了の電話が来る→受診する
  6. 保険会社が提携病院に支払い

上のように、キャッシュレス診療を受けるには、病院に行く前にあらかじめ各カード指定のサポートデスクに連絡し、キャッシュレス診療利用を申し出る必要があります。

それを受けてサポートデスク(各カードの引受保険会社)は、キャッシュレス診療できる提携病院を紹介してくれます。

連絡をせずに病院に行き治療を受けても、キャッシュレスサービスを受けることはできません。

注意点として、カード会社の営業時間外(深夜や土日祝日)は、保険会社のサポートデスクが利用者がカード会員であることの確認をカード会社に取れないので、すぐにキャッシュレス診療を受けることができません。

その際は、カード会社の営業時間を待って、その後キャッシュレス診療を受けることになります。

病状からそこまで待てない場合は、キャッシュレス診療は諦めて一旦カード払いか現金で治療費を自己負担し、帰国後に保険金を請求することになります。

その時は、現地でしか手に入れられない医師の診断書・治療領収書など、保険金請求に必要な書類を必ず入手しておきましょう。

またもう一つ注意点として、利用付帯カードでは多くの場合、保険適用の条件である公共交通機関などのカード払いを証明できる領収書等を、サポートデスク(引受保険会社)にメールで送らなければなりません。

それを受けて保険会社は利用者の海外旅行保険適用を認め、キャッシュレス診療が可能となるのです。

ですので、公共交通機関をカード利用した場合は、レシートあるいはカード決済完了メールなど証明できるものを残しておきましょう。

3.海外旅行保険付きクレジットカードの注意点

次に海外旅行保険付きクレジットカードの注意点を、いくつか見ていきます。

1.補償期間は90日間

クレジットカードに付帯の海外旅行保険の補償期間は、最高90日間です。

■補償期間を90日以上にする「利用付帯裏技」について

利用付帯のクレジットカードの中には、他のカードとうまく使うことによって、補償期間を90日以上に伸ばすことができるものがあります。

どういうことかというと、利用付帯カードの海外旅行保険適用の条件はふつう交通費などのカード利用ですが、中には日本出国前の利用のみでなく、日本出国後海外での利用も条件に含めるものがあります。

つまり海外で交通費などをカードで支払った時から、海外旅行保険が90日間適用となるわけです。

これを上手く使うと、次のような使い方も可能なわけです。

はじめに海外旅行には海外旅行保険の自動付帯カードを持っていき、そのカードの補償期間が終了となる90日後に、利用付帯カードを使って交通費などを支払うのです。

するとその瞬間から利用付帯カードの海外旅行保険が適用され、補償期間は90日間続きます。

つまりはじめに持っていった自動付帯カードと利用付帯カードを合わせて、補償期間が180日間に伸びるわけです。

これをクレカ界隈では、「利用付帯裏技」と呼んでいます。

この裏技を狙って、利用付帯カードを作る人もいるのです。

ただこの利用付帯の裏技は、中国ではやや難易度が高いでしょう。

というのは中国では国際クレジットカード(VisaやMasterなど)の使える場所が限られているので、交通費などをカード払いするのはやや難しいです。

中国で利用付帯裏技を狙う場合は、たとえば国際クレジットカードに対応したサイトで中国国内の航空券を買うなど工夫する必要があるでしょう。

あるいは、Trip.comグローバルカードを使う手もあります。

Trip.comグローバルカードはブランドが銀聯なので中国では使いやすく、しかも利用付帯の海外旅行保険が付きます。

Trip.comグローバルカードについては、後でおすすめとして紹介します。

2.疾病死亡の補償はない

クレジットカードに付帯する海外旅行保険には、疾病死亡の補償はありません。

疾病死亡とは、旅行中に病気で死亡した場合、あるいは旅行中に発病または感染し、帰国後30日以内に死亡した場合に支払われる保険のことです。

疾病死亡の補償が欲しい場合は、クレジットカードに付帯する保険以外に、別に海外旅行保険に入る必要があります。

ただ疾病死亡の起こる確率は、トラブル事例を見ても極めて低いです。

病気を抱えて旅行に行く人は稀だと思われるので、疾病死亡が不要なら海外旅行保険付きクレジットカードだけでいいでしょう。

3.歯科疾病(虫歯など)は保険の対象外

虫歯や親知らず、歯槽膿漏など、歯科疾病の治療は、クレジットカードに付帯する海外旅行保険の対象外です。

ただ一週間程度の旅行で歯科疾病の不安がないなら、クレジットカードの保険だけで十分です。

虫歯など旅行中に痛むかもしれないと不安なら、旅行前に治療しておきましょう

4.海外旅行保険付きクレジットカードは複数持ちがおすすめ

海外旅行保険付きクレジットカードは、複数枚持っていくことがおすすめです。

クレジットカードに付帯する海外旅行保険は、複数枚カードを持っていると保険金が合算されるからです(傷害死亡・後遺障害保険金のみは、所有するカードのうち最高保険金額が限度となり合算されません)。

とりわけ、海外旅行保険で最も利用頻度の多い傷害治療費用と疾病治療費用は、カード複数枚分で保険金額を上乗せできるので、2~3枚は持っていくことが推奨されます。

中国では日本の公的保険は利用できないため、病院で治療を受けると高額になりがちです。

たとえば、次の表のようなトラブル事例があります。

支払項目 事故状況 発生した費用
治療費用・救援者費用 高熱のため、病院を受診。治療費用・救援者費用が発生。 治療費用 約1,256,000円
救援者費用 約243,000円
治療費用 吐き気・下痢・熱・手足のしびれの症状があり、病院を受診。治療費用が発生。 約67,000円
治療費用 現地で倒れてしまい、そのまま入院となった。治療費用・入院費用が発生。 約305,000円
治療費用 ベッドから床に降りようとして転落し、額を切った。病院を受診し、治療費用が発生。 約26,000円
治療費用 急性気管支炎のため現地病院で受診。治療費用が発生。 約92,000円
治療費用 マイコプラズマ肺炎のため現地病院で受診。治療費用が発生。 約209,000円
治療費用 急性尿路感染のため現地病院で受診。治療費用が発生。 約185,000円

出典:たびとも「2019年7月エイチ・エス損保調べ」

また発生率は低いですが、治療費が500万円以上の高額になる場合も過去にはありました。

このように中国の病院での治療は高額になりがちなので、海外旅行保険付きクレジットカードは2~3枚持っていくことがおすすめです。

たとえば、今回紹介するエポスカード、横浜インビテーションカード、セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカードの保険金額を合算すると、以下の表のようになります。

項目 エポスカード 横浜インビテーションカード セゾンブルー・アメックス 合算
  横浜インビテーションカード  
傷害死亡・後遺障害 3,000万円 2,000万円 3,000万円 3,000万円
(合算されない)
傷害治療 200万円 200万円 300万円 700万円
疾病治療 270万円 200万円 300万円 770万円
賠償責任 3,000万円 2,000万円 3,000万円 8,000万円
携行品損害 20万円 20万円 30万円 70万円
救援者費用 100万円 200万円 200万円 500万円

表の赤字はとくに重要な、ケガ・病気の治療費の補償額です。

傷害死亡・後遺障害のみは合算されず、セゾンブルー・アメックスの保険金額が限度になりますが、それ以外は合算されます。

北京旅行ではケガ・病気の治療費用である傷害治療・疾病治療の保険金額を手厚くしておきたいので、カードは複数枚あると安心です。

それでは次に、おすすめの年会費無料の海外旅行保険付きクレジットカードを紹介します。

5.北京旅行におすすめの年会費無料で海外旅行保険付きクレジットカード5選

1.エポスカード

年会費無料カードの中で海外旅行保険最強カード

年会費 無料
ブランド Visa
付帯条件 利用付帯
補償期間 90日間
傷害死亡・後遺障害 3,000万円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 270万円
損害賠償 3,000万円
携行品損害 20万円
救援者費用 100万円
キャッシュレス診療
引受保険会社 三井住友海上
特徴 ・緊急医療アシスタンスサービス(24時間・年中無休・日本語対応)
・ポイント還元率0.5%【エポスポイント】

年会費無料カードの中で、海外旅行保険最強カードがエポスカードです。

最も使われる疾病治療が270万円傷害治療が200万円であり、この補償額は年会費無料カードの中で最高峰です。

普通のカードでは疾病・傷害治療はよくて200万円なので、エポスカードの疾病治療270万は群を抜いてます。

しかもキャッシュレス・メディカルサービス(キャッシュレス診療)も可能。

その他、緊急医療アシスタンスサービスもあります。

これは旅行中のケガや病気の際に利用できるサービスで、24時間・年中無休・日本語で受け付けています。

エポスカードは年会費無料でありながら海外旅行保険が大変充実しているクレジットカードです。

北京旅行で最もおすすめのクレジットカードなので、旅行が決まったらすぐに申し込んでください。

エポスカード公式サイトへ

エポスカードについては、別に詳細な解説記事を書いております。

エポスカードは年会費無料ながら海外旅行保険が充実!北京旅行におすすめのクレジットカード

2.セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカード

25歳までは年会費無料(26歳以上は3,300円)で、しかも海外旅行保険はゴールドカード級

年会費 25歳まで無料。26歳以上は3,300円
ブランド AMEX
付帯条件 利用付帯
補償期間 90日間
傷害死亡・後遺障害 3,000万円
傷害治療費用 300万円
疾病治療費用 300万円
損害賠償 3,000万円
携行品損害 30万円
救援者費用 200万円
キャッシュレス診療
引受保険会社 損保ジャパン
特徴 ・海外メディカルヘルプライン(24時間・年中無休・日本語対応)
・ショッピング安心保険(年間最高100万円)
・手荷物宅配サービス優待。スーツケース1個無料:空港→自宅
・ポイント還元率0.5%【永久不滅ポイント】
*海外では2倍の1.0%

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカードは25歳までは年会費無料26歳以上は年会費3,300円(初年度無料)ですが、海外旅行保険は年会費10,000円以上のゴールドカード級の補償額を備えています。

海外旅行保険で最も必要な傷害・疾病治療はそれぞれ300万円と、ゴールドカードと遜色ないレベルです。

もちろん、キャッシュレス診療可能。

ただ利用付帯なので、航空機や電車、船舶などのチケット代を、事前にこのカードで支払う必要があります。

その他、24時間・年中無休で日本語対応可能な海外メディカルヘルプラインショッピング安心保険があります。

また手荷物宅配サービスも、セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカードの特長。

帰国時、空港から自宅までスーツケース1個無料で宅配してくれます。

これは帰りが楽ちんですね ♪

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカードは26歳以上は年会費が3,300円かかってしまいますが、それでも1万円以上のゴールドカード級の補償額なので、大変お得なカードです。

もちろん25歳以下は年会費無料なので、もしあなたが25歳以下ならセゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカードは最高におすすめのカードです。

実際1万円以上のゴールドカードでも傷害・疾病治療費用が300万円未満のものは結構あるので、セゾンブルー・アメックスはコスパ最高のカードと言えます!

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカード公式サイトへ

3.横浜インビテーションカード(ジャックスカード)

年会費無料カードの中で海外旅行保険はトップクラス

年会費 無料
ブランド Master
付帯条件 利用付帯
補償期間 90日間
傷害死亡・後遺障害 2,000万円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 200万円
損害賠償 2,000万円
携行品損害 20万円
救援者費用 200万円
キャッシュレス診療
引受保険会社 三井住友海上
特徴 ・緊急医療アシスタンスサービス(24時間・年中無休)
・ショッピングプロテクション(年間最高100万円)
・カード盗難保険
・J’sコンシェル
・ポイント還元率0.5%【ラブリィポイント】

年会費無料カードの中で、エポスカードに次いで海外旅行保険が良いクレジットカードが、横浜インビテーションカードです。

傷害・疾病治療費用がそれぞれ200万円と、年会費無料カードではトップクラスです。

しかもキャッシュレス診療も可能です。

また24時間受付・年中無休の緊急アシスタンスサービスもあるので安心です。

その他、ショッピングプロテクションも付いてます。

国内外を問わず、横浜インビテーションカードで購入した品物について、購入日から90日間、盗難・破損などの偶然な事故によって被った損害を、年間100万円(1事故につき自己負担3,000円)まで補償されます。

横浜インビテーションカードは年会費無料で海外旅行保険が充実している、北京旅行におすすめのクレジットカードです。

横浜インビテーションカード公式サイトへ

4.Delight JACCS CARD(ディライトジャックスカード)

充実の海外旅行保険とポイント還元率の高さが魅力

年会費 無料
ブランド Master
付帯条件 利用付帯
補償期間 90日間
傷害死亡・後遺障害 2,000万円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 200万円
損害賠償 2,000万円
携行品損害 20万円
救援者費用 200万円
キャッシュレス診療
引受保険会社 三井住友海上
特徴 ■アシスタンスサービス(24時間・年中無休)
■カード盗難保険
■ポイント還元率1.0%【ラブリィポイント】
ネットショッピングでは還元率1.5%以上(JACCSモール経由)
■ANAマイルにも交換可能
マイル還元率0.002%
150,000円利用=1,500ポイント=300マイル

横浜インビテーションカードと同じジャックスカードの、Delightジャックスカードです。

海外旅行保険の補償額は横浜インビテーションカードと同額で、年会費無料カードの中ではトップクラスです。

傷害・疾病治療費用がそれぞれ200万円と手厚く、しかもキャッシュレス診療も可能です。

また24時間受付・年中無休の緊急アシスタンスサービスもあります。

Delightジャックスカードの横浜インビテーションカードとの違いは、メリット面ではポイント還元率が高いこと、デメリット面ではショッピングプロテクションがつかないことです。

一つ目のメリット面から解説します。

Delightジャックスカードは、ポイント還元率が高いです。

基本のポイント還元率は1.0%で、これ自体高還元率ですが、さらにネットショッピングでは還元率1.5%以上になります。

具体的に言うと、ジャックスのインターネットショッピングモール「JACCSモール」を経由してショッピングすると、基本のポイント1%とは別に、0.5%以上のJデポがもらえます。

Jデポとはカード利用代金の口座引き落とし時に適用される値引枠で、1,500ポイントごとにJデポ1,500円分に引き換えできます。

つまり基本のポイント1%とJデポ0.5%以上で、ポイント還元率は合計1.5%以上になります。

JACCSモールには楽天市場(0.5%)、Yahooショッピング(0.5%)などの人気ショップから、ANAトラベラーズホテル(0.5%)、agoda(2.5%)、Booking.com(3.5%)、Trip.com(1.5%)、Hotels.com(2.5%)など、500以上のショップが出店しています。

たとえばBooking.comでホテルを予約すれば、基本の還元率1%に加えて3.5%のJデポがもらえるので、合計で還元率は4.5%にもなります。

この高還元率は嬉しいですよね!

さらに時期によってはポイントアップもあって、2022年1月現在、ANAトラベラーズホテルは1.5%(通常0.5%)、Booking.comは4%(通常3.5%)になっています。

このようにDelightジャックスカードは、ポイント還元率の高さが大きな特徴となっています。

一方、Delightジャックスカードには横浜インビテーションカードには付帯する、ショッピングプロテクションが付きません。

これが、横浜インビテーションカードと比べた場合のデメリットと言えるでしょう。

ですので選び方は、ポイント還元率の高さならDelightジャックスカードショッピングプロテクションが欲しければ横浜インビテーションカードとなります。

この記事は保険に焦点を当てているので、ショッピングプロテクションの付く横浜インビテーションカードを上位に紹介しました。

Delightジャックスカードと横浜インビテーションカードは、両方持っていれば保険金は合算されます。

もしどちらを作るかで迷ったら、2枚とも作ってしまうのもいいと思います。

Delightジャックスカード公式サイトへ

5.Trip.comグローバルカード(銀聯カード)

銀聯カードの中で唯一海外旅行保険が付いてくるカード

年会費 無料
ブランド 銀聯(UnionPay)
付帯条件 利用付帯
補償期間 90日間
傷害死亡・後遺障害 2,000万円
傷害治療費用 50万円
疾病治療費用 50万円
損害賠償 2,000万円
携行品損害 15万円
救援者費用 100万円
キャッシュレス診療
引受保険会社 三井住友海上
特徴 ■緊急アシスタンスサービス(24時間・年中無休・日本語受付)
■お買物安心保険(動産総合保険)
補償限度額:年間100万円
自己負担額:(1事故)3,000円
対象期間:購入日および購入日の翌日より200日間
■ポイント還元率0.5%(三井住友カードのVポイント)
*Trip.comで当カードを利用するとVポイントとTrip.comポイントの両方が貯まる
■ホテル予約で使える割引コードを継続配布
■提携施設タイアップサービス
■各種セールでの先行案内


Trip.comグローバルカードは、傷害・疾病治療がそれぞれ50万円と少ないですが、ブランドが中国で使える銀聯(ぎんれん)なので選びました。

Trip.comグローバルカードは、銀聯カードの中で唯一海外旅行保険とお買物安心保険(動産総合保険)が付いてくるおすすめなカードです。

また銀聯なので、利用付帯裏技が中国で使いやすいカードでもあります(利用付帯裏技については上の「3.海外旅行保険付きクレジットカードの注意点」参照)。

その他、24時間・年中無休・日本語受付の緊急アシスタンスサービスもあります。

またTrip.comグローバルカードは、これ単体で申し込み・発行できるというのも嬉しいところです。

他のANA銀聯カードやMUFG銀聯カードは追加カードとしてのみ発行可能で、単体としては作ることができないのです。

ところで、カード申し込みのためには、Trip.com会員になる必要があります。

Trip.com がどういう会社かというと、以前はCtripという名前の、中国最大のオンライン旅行会社「携程旅行」です。

有名どころでは、航空券検索「Skyscanner」の親会社です。

中国国内では今でもCtripという名前が使われますが、この「携程旅行」のサイトは本当に有名で、私も北京留学中は中国国内の飛行機チケット購入などでよく利用しました 。

このCtripと三井住友カードが提携して作ったのが、このTrip.comグローバルカードです。

旅行会社が作ったカードということもあってか、ホテル予約代金の割引コードが毎年配布されたり、国内提携ホテルのレイトチェックアウトや岩盤浴無料など、特典も豊富です。

銀聯カードはVisaやMasterよりも中国で使える場面が多いので、1枚あるだけで自由度も便利度も上がること間違いなし!

年会費無料でありながら海外旅行保険も付いてくる唯一の銀聯カード、Trip.comグローバルカードを北京旅行にぜひ持っていってください。

Trip.comグローバルカード公式サイトへ

6.まとめ

北京旅行におすすめの、年会費無料の海外旅行保険付きクレジットカードでした。

海外旅行保険付きクレジットカードがあれば、旅行のたびに海外旅行保険に加入する必要がないので、旅費を節約できます。

ただ中国ではケガ・病気による治療費が高額になりがちなので、海外旅行保険付きクレジットカードは2~3枚持っていくことが推奨されます。

今回紹介した中で最もおすすめなのはエポスカードで、年会費無料ながら補償額が手厚く自動付帯なので、北京ひとり旅にイチオシのカードです。

北京旅行が決まったら、すぐにエポスカードに申し込んでください。

エポスカード公式サイトへ

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