海外旅行保険付帯クレジットカードの中にはキャッシュレス診療(キャッシュレス・メディカル・サービス)に対応しているものがあります。
キャッシュレス診療が受けられれば、ケガ・病気で病院にかかる場合でも、現地で支払いする必要なく、カードの引受保険会社が立て替えてくれます。
これは安心ですね!
この記事では、キャッシュレス診療が受けられる北京の病院を、カード引受保険会社別に一覧で紹介します。
海外旅行保険付帯クレジットカードでキャッシュレス診療を受ける方法も解説しますので、北京旅行前に確認しておいてください。
1.海外旅行保険会社別キャッシュレス提携病院一覧
海外旅行保険会社別キャッシュレス提携病院一覧のリンクです。
1.三井住友海上のキャッシュレス提携病院一覧
三井住友海上「キャッシュレス・メディカルサービス提携病院一覧」
2.東京海上日動のキャッシュレス提携病院一覧
3.損保ジャパンのキャッシュレス提携病院一覧
4.あいおいニッセイ同和損保のキャッシュレス提携病院一覧
あいおいニッセイ同和損保「キャッシュレス・メディカルサービス提携病院」
5.楽天損保のキャッシュレス提携病院一覧
6.ジェイアイ傷害火災のキャッシュレス提携病院一覧
2.海外旅行保険付帯クレジットカードの引受保険会社一覧
海外旅行保険付帯クレジットカードの引受保険会社を、主なカードに限ってですが掲載しておきます(あいうえお順)。
自分のカードの引受保険会社がどこか知りたいときに、参照してください。
クレジットカード | 引受保険会社 |
ANAワイドゴールドカード(Visa、Master) | 東京海上日動 |
ANAワイドゴールドカード(JCB) | 損保ジャパン |
アメリカン・エキスプレスカード | 損保ジャパン |
SPGアメリカン・エキスプレスカード | 損保ジャパン |
エポスカード | 三井住友海上 |
エムアイカードゴールドプラス | 損保ジャパン |
オリコカード | 損保ジャパン |
ジャックスカード | 三井住友海上 |
JALカード(Visa、Master、JCB) | 東京海上日動 |
JCBカード | 損保ジャパン |
JTB旅カード | ジェイアイ傷害火災 |
セゾンアメリカン・エキスプレスカード | 損保ジャパン |
セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカード | 損保ジャパン |
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカード | 損保ジャパン |
セディナカード | 三井住友海上 |
セディナカードクラシック | 三井住友海上 |
ソードアートオンラインカード(ライフカード) | あいおいニッセイ同和損保 |
ソラチカゴールドカード(ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD) | 損保ジャパン |
dカード | 東京海上日動 |
dカードGOLD | 東京海上日動 |
Delight JACCS CARD(ディライトジャックスカード) | 三井住友海上 |
TRUST CLUB プラチナマスターカード | 東京海上日動 |
Trip.com グローバルカード(銀聯カード) | 三井住友海上 |
VIASOカード | 東京海上日動 |
MileagePlus セゾンカード | 損保ジャパン |
三井住友カード | 三井住友海上 |
三井住友カードゴールド | 三井住友海上 |
ミライノカード | 三井住友海上 |
ミライノカードGOLD | 三井住友海上 |
横浜インビテーションカード(ジャックスカード) | 三井住友海上 |
ライフカード | あいおいニッセイ同和損保 |
楽天カード | 楽天損保 |
楽天プレミアムカード | 楽天損保 |
楽天銀行セディナカード | 三井住友海上 |
リクルートカード | 損保ジャパン |
竜馬カード(ライフカード) | あいおいニッセイ同和損保 |
3.海外旅行保険付帯クレジットカードでキャッシュレス診療を受ける方法
海外旅行保険付帯クレジットカードでキャッシュレス診療(キャッシュレス・メディカルサービス)を利用する手順は、以下のとおりです。
- 体調が悪くなるか、ケガをする
- クレジットカードのサポートデスク(引受保険会社)に電話
- サポートデスクがカード会社に連絡し、利用者がカード会員であることを確認する
- サポートデスクが中国の提携病院を探し、予約
- 病院の予約完了の電話が来る→受診
- 保険会社が提携病院に支払い
上のように、キャッシュレス診療を受けるためには、病院に行く前にあらかじめ各カード指定のサポートデスクに連絡し、キャッシュレス診療利用を申し出なければなりません。
それを受けて各カードの引受保険会社は、キャッシュレス診療できる提携病院を紹介してくれます。
連絡をせずに病院に行き治療を受けても、キャッシュレスサービスを受けることはできません。
注意点として、カード会社の営業時間外(深夜や土日祝日)は、保険会社のサポートデスクが利用者がカード会員であることの確認をカード会社に取れないので、すぐにキャッシュレス診療を受けることができません。
その際は、カード会社の営業時間を待って、その後キャッシュレス診療を受けることになります。
病状からそこまで待てない場合は、キャッシュレス診療は諦めて一旦カード払いか現金で治療費を自己負担し、帰国後に保険金を請求することになります。
その時は、現地でしか手に入れられない医師の診断書・治療領収書など、保険金請求に必要な書類を必ず入手しておきましょう。
またもう一つ注意点として、利用付帯カードでは多くの場合、保険適用の条件である公共交通機関などのカード払いを証明できる領収書等を、引受保険会社にメールで送らなければなりません。
それを受けて引受保険会社は利用者の海外旅行保険適用を認め、キャッシュレス診療が可能となるのです。
ですので、公共交通機関をカード利用した場合は、レシートや領収書、あるいはカード決済完了メールなど証明できるものを残しておきましょう。
■利用付帯とは
利用付帯とは、海外旅行を目的とした電車代や航空券などの料金をクレジットカードで支払った場合にのみ、海外旅行保険が補償されるものです。
利用付帯の場合このカード利用がなければ、海外旅行保険は適用されません。
一方、カードを持っているだけで、日本から出国後自動で海外旅行保険が補償されるものが自動付帯です。
4.北京の病院の場所検索は百度地図か高徳地図がおすすめ
北京の病院に行くさい病院の場所をネットで検索すると思いますが、香港・マカオを除いた中国本土については、Googleマップより中国の地図アプリ「百度地図」か「高徳地図」がおすすめです。
百度地図や高徳地図の方が、中国の地図が正確だからです。
Googleは中国から撤退しており、そのせいか地図の精度があまりよくありません。
そもそも中国ではGoogleマップをはじめとして、Googleのサービスはネット規制のため使えません(中国特別回線付きWiFiレンタルか香港SIMカードを使わないかぎり)。
中国本土の病院の場所検索は、百度地図か高徳地図を使いましょう。
百度地図と高徳地図はともにスマホアプリですが、百度地図の方はブラウザに対応しているので、Googleのようにパソコンで使うこともできます。
中国の地図アプリといえば、以前は百度地図一択でしたが、最近は高徳地図が人気のようです。
5.まとめ
海外旅行保険会社別キャッシュレス提携病院一覧と、キャッシュレス診療(キャッシュレス・メディカルサービス)の利用方法についてでした。
北京旅行前にキャッシュレス提携病院について調べておくと、いざという時に安心です。
三井住友海上のサイトでも触れられてましたが、一覧にはなくてもキャッシュレス診療可能な病院はあるようです。
北京でケガ・病気になってしまった場合は病院に行く前に、各クレジットカードのメディカルヘルプラインやサービスデスクに相談してみるのがいいと思います。