北京旅行の際、飛行機でよく眠りたいと思うことはありますよね。
でも飛行機の座席でよく眠れなかった、あるいは首が痛くなったという経験はないでしょうか。
私自身飛行機で首が痛くなってしまい、北京初日は首がつらかったことがあります。
そんな経験を持つ私がおすすめするのが、ネックピローです。
ネックピローは飛行機の座席でも首を安定してくれるので、快適に眠れることができます。
この記事では、北京旅行におすすめのネックピローを紹介します。
1.ネックピローの選び方
まずネックピローの選び方から解説します。
ネックピローにはたくさんの種類があり、はじめ何を選んだらよいか分かりづらいかもしれません。
でもネックピロー各種の違いが分かれば、自分に合ったものを選びやすくなるでしょう。
ネックピローの選び方は、次の4項目から解説します。
- タイプで選ぶ(空気を入れるタイプかクッションタイプか)
- 形で選ぶ(U型・H型・I型・2Way型)
- 洗濯できるか
- コンパクトになるか
順に見ていきます。
1.タイプで選ぶ(空気を入れるタイプかクッションタイプか)
ネックピローは大きく分けて2種類です。
空気を入れるタイプか、クッションタイプか。
それぞれ見てみます。
1.空気を入れるタイプ
空気を入れるネックピローは、空気を入れて膨らますタイプです。
空気を入れるタイプのメリットは、空気を抜けば小さくコンパクトになることです。
これは荷物を少なくしたい旅行にとっては、大きなメリットです。
とりわけ北京に加えて、中国の他の地域や他の諸国も旅行するバックパッカーなど、移動の多い旅行者には最もおすすめのネックピローです。
またネックピローの固さ・大きさを空気の量で自分好みに調節できるのもメリットと言えるでしょう。
デメリットは次に紹介するクッションタイプに比べて、安定感や寝心地で劣ることです。
ちなみに空気を入れるタイプのネックピローには、口から息で空気を入れるものと、手動ポンプで空気を入れるものがあります。
衛生面や女性はリップをつけることから、最近は手動で空気を入れるタイプが人気です。
2.クッションタイプ
クッションタイプのネックピローは、中材が入っているタイプです。
クッションタイプのメリットは、空気を入れるタイプのネックピローに比べて安定感と寝心地で優ることです。
空気を入れるタイプでよく眠れなかった経験があるなら、このクッションタイプを試してみるのがよいかもしれません。
また空気を入れたり抜いたりの手間がかからないのも、メリットと言えるでしょう。
一方クッションタイプのデメリットは、やはりかさばることです。
空気を入れるタイプほど、小さくなりません。
ただクッションタイプのネックピローには、折り畳んだり丸めたりして収納袋に入れ、比較的小さくなるものもあります。
そういうものならスーツケースなどに引っ掛けることができ、あまり邪魔にならないかもしれません。
2.形で選ぶ(U型・H型・I型・2Way型)
ネックピローにはU型、H型など、いくつかの形があります。
それぞれ見ていきます。
1.U型
ネックピローの最も一般的な形が、U型です。
左右から首を固定するので安定感があり、首が横に倒れたりせずに眠ることができます。
2.H型
形状はU型に似てますが、前後どちらでも使えるのがH型です。
U型のように使うこともできますし、前後逆にするとHの中棒部分に顎を乗せることができます。
寝てるとき頭が前に倒れやすいなら、このH型がおすすめです。
3.I型
I型は、好きな形に曲げられるネックピローです。
U型やH型のように形が決まってないので、自分に合った形に自由に変えられます。
今までのネックピローは自分に合わない、よく眠れないという悩みがあるなら、このI型を試してみるとよいかもしれません。
4.2Way・3Way型
ネックピローだけでなくクッションになったり、さらにひざかけやボレロになる2Way型・3WAY型があります。
飛行機内だけでなく、北京に着いてからもホテルなどで使い道がありそうな、多機能型ネックピローです。
3.洗濯できるか
ネックピローを選ぶ際、注目したいのが洗濯できるかどうかです。
飛行機に乗っている間ずっと顔に密着するので、汚れやすいからです。
とりわけ女性は化粧がネックピローにつきやすいので、洗濯できるものがおすすめです。
ネックピローはカバーを取り外して洗濯できるものと、ネックピロー丸ごと洗濯できるものがあります。
4.コンパクトになるか
旅行なので、ネックピローは小さくコンパクトになるものがやっぱり便利です。
コンパクトさをネックピロー選びの最重要項目に据えるなら、空気を入れるタイプ一択です。
安定感や寝心地も考慮に入れたいならクッションタイプが選択の候補に上がりますが、その際コンパクトになるなら、なおいいでしょう。
上でも触れましたが、クッションタイプの中には折り畳んだり丸めたりして収納袋に入れ、比較的小さくなるものがあります。
以上、ネックピローの選び方でした。
これにふまえて、私のおすすめのネックピローを紹介します。
2.【空気を入れるタイプ】ネックピローおすすめ3選
1.Kmall ネックピロー
重さ | 213g |
カバーの材質 | コットン |
空気の入れ方 | 手動ポンプ式 |
洗濯 | ○ |
その他 | 収納袋一体型 人間工学設計 |
Kmallのネックピローは、人間工学に基づいたデザインが特徴。
頸椎のストレスを軽減でき、頭・首・肩を優しく支えます。
カバーは100%コットン生地で作られ、ふわふわの肌触りで通気性も抜群。
空気の入れ方は手動ポンプ式で衛生的、空気の量の調節も可能です。
収納袋は一体型なので、失くす心配がありません。
2.BAMSE ネックピロー H型
出典:楽天
重さ | 記載なし |
カバーの材質 | ベロア素材 |
空気の入れ方 | 口から吹き込む |
洗濯 | ○ |
その他 | 収納袋付き フード付き スマホ収納袋付き |
BAMSEのネックピローはH型です。
U型のように使うこともできますし、前後逆にするとHの中棒部分に顎を乗せることができます。
寝てるとき頭が前に倒れやすいなら、BAMSEのネックピローがおすすめです。
またU型で使う場合、前方部分にストラップが付いているので、首部の締め付け具合を調整できます。
さらに取り外し可能なフード付きなのも嬉しいところ。
デメリットは空気の入れ方が吹き込み式であることで、手動で空気を入れるポンプ式に比べると衛生面で気になるかもしれません。
3.LINX AIR ネックピロー
重さ | 140g |
カバーの材質 | ポリエステル |
空気の入れ方 | 口から吹き込む |
洗濯 | ○ |
その他 | 透明収納ケース付き 人間工学デザイン 選べる5カラー |
LINX AIRのネックピローは、その軽さがメリットです。
重さ140g、空気を抜けばわずか5cmと、今回紹介する中でも最も軽くコンパクトです。
また人間工学デザインなので、首の疲れや肩こりの緩和、頬のたるみの改善に効果があります。
さらに逆止弁という仕組みで、空気が抜けにくいようになっています。
デメリットは空気の入れ方が口から吹き込むタイプで、衛生面で気になるかもしれません。
旅行なのでできるだけ軽量・コンパクトがいいというあなたには、LINX AIRのネックピローはおすすめです。
3.【クッションタイプU型】ネックピローおすすめ5選
1.Yogibo(ヨギボー) ネックピロー
サイズ・重さ | 長さ約32cm×幅約38cm×厚み約11cm 約250g |
素材 | EPS(発泡スチロール)ビーズ80% ポリエステル繊維20% |
洗濯 | ○(カバー取り外し可) |
その他 | 持ち運びできるストラップ付き カラー8色 |
ビーズクッションの人気ブランド「ヨギボー(Yogibo)」のネックピローです。
ヨギボーの人気の理由は、そのフィット感。
伸縮性のある生地で、首・肩にしっかりフィットします。
デメリットは、コンパクトにならない点。
ただストラップが付いているので、スーツケースやバッグに引っ掛けて持ち運ぶことができます。
2.Bcozzy(ビーコージー) ネックバックアップピロー
サイズ・重さ | Lサイズ約30cm×26cm、約220g Sサイズ約24cm×21cm、約145g |
素材 | 上部素材ポリエステル100% 下部素材スパンデックス75%、ポリエステル35% |
洗濯 | ○ |
その他 | 持ち運びできるストラップ付き |
他のネックピローとは一風変わったデザインの、ビーコージーのネックピロー。
その最大の特徴は前方部分が長いことで、U型というよりO型ともいうべき形状です。
これは首痛の原因となる顎が下がってしまう現象を防ぐためのもので、顎の高さを調整することもできます。
首部は細身なので、首を必要以上に前に押し出さないデザインでもあります。
その他、二つ折りにして肩にのせて枕にしたり、窓際席で壁枕にすることもできます。
デメリットは、コンパクトにならないこと。
ただストラップが付いているので、スーツケースやバッグに引っ掛けて持ち運ぶことができます。
3.Tempur(テンピュール) トランジットピロー
サイズ・重さ | 約幅25×奥行31×厚さ10~7cm 約600g |
素材 | 低反発素材 |
洗濯 | ○(カバー取り外し可。本体は洗濯不可) |
その他 |
テンピュールは、NASAの認定する唯一のマットレス・ピローブランドです。
NASAが開発した低反発という新素材を何年もかけて研究し、テンピュール素材を開発。
世界初である、低反発素材のマットレスとピローを創り上げました。
テンピュールのネックピローは、そんなテンピュール素材が使われた、低反発のネックピローです。
低反発素材は圧迫感を軽減し、無類の心地よさとサポート力によって、上質の眠りを提供します。
テンピュール素材は温度に敏感な素材で、気温が低い時には硬めに、気温が高い時にはやわらかく感じられます。
しかし硬く感じられた場合でも、利用者の体温・体重・体圧に反応しゆっくりなじむので、体圧分散効果には影響ありません。
デメリットはコンパクトにならないことと、やや高価なこと。
これまでのネックピローでよく眠れなかったという経験があるなら、テンピュールの低反発を試してみると良いかもしれません。
4.SANDINI TravelFix プレミアムネックピロー
サイズ・重さ | 30cm×22cm×12cm |
素材 | マイクロファイバー100% |
洗濯 | ○ |
その他 | 持ち運び便利な専用ケース付き |
SANDINI(サンディーニ)のネックピローは、2019年ドイツ・デザイン・アワード特別賞受賞の優美なデザインが特徴です。
SANDINIのネックピローの素材は、触って気持ちいいマイクロファイバーと新次元素材アウトラストを採用。
アウトラストには暑いときは肌を冷まし、寒いときは肌を暖める「ちょうどいい」の快適状態を作り出す温度コントロール機能があります。
蒸れにくいというレビューも多いです。
柔らかすぎず硬すぎない絶妙なボリューム感で、しっかりした作りなのも特徴です。
デメリットはコンパクトにならず、かさばる点です。
5.RATOM ネックピロー
サイズ・重さ | 本体サイズ:横28×縦10.5cm フードサイズ:横45〜48cm×縦22〜26cm 約470g |
素材 | 低反発ウレタン |
洗濯 | ○(カバー取り外し可) |
その他 | 持ち運び用ストラップ付き 収納袋付き |
RATOM(ラトム)のネックピローは、クッションタイプのフード付きネックピローです。
フードは大きく深いので、寝顔を隠せる、化粧が落ちる心配がない、光を遮るから安眠しやすいなどのメリットがあります。
中材は低反発素材なので、首にやさしくフィット。
カバーは綿素材を使用しており、通気性良く吸汗性高いので蒸れにくい。
首の位置を調整できる調整用紐付きで、きつく縛って首を固定することも、ゆる目にしてゆったり着用することもできます。
デメリットは、空気を入れるタイプのネックピローと比べるとかさばること。
ただ小さく丸めて収納袋(約24cm×約25cm)に入れることもできるので、今回紹介したクッションタイプのネックピローの中では、比較的コンパクトになる方だと思います。
4.【クッションタイプI型・3WAY型】ネックピローおすすめ2選
1.GUAPO(グアポ) 好きな形に曲げられるネックピロー
サイズ・重さ | 長さ約67cm×直径約9cm 約480g |
素材 | 本体:低反発メモリーフォーム カバー:綿100% |
洗濯 | ○(カバー取り外し可) |
その他 | 収納ポーチ付き |
グアポのネックピローは、累計販売1万個のベストセラー商品。
その最大の特徴はなんと言っても、形が自由に曲げられる点です。
形が決まっているネックピローとは違い、好きな形に変形できるので、自分の骨格や姿勢に合わせて自由に角度を調整できます。
まさに「こういう形で使えたらいいのに」を叶えるネックピローです。
クッションの中には固定力の高いPOM素材の芯(金属ではない)があるので、ホールド力が強くしっかり形をキープ。
カバーは綿100%で肌に優しく、通気性良く蒸れにくいです。
デメリットは、空気を入れるタイプのネックピローと比べるとかさばること。
ただ小さく丸めて収納ポーチ(約20cm×20cm)に入れられるので、一般のクッションタイプのネックピローの中では、コンパクトにできる方だと思います。
2.baby coupe 折りたたみネックピロー
重さ | 138g 19cmx19cmx9cm |
素材 | フリース素材 |
洗濯 | ○ |
baby coupeのピローはスカーフのように首に巻きつける形の、一風変わったネックピローです。
ピローの中に骨組みが入っていて、頭と首をサポートします。
柔らかいフリース素材が頭と首をやさしく包み、心地よい眠りへと誘います。
中の骨組みを外せば、洗濯機での洗濯も可能。
デメリットは、夏は暑いということです。
5.まとめ
ネックピローのおすすめ商品を紹介しました。
ネックピローは飛行機の座席で首を安定してくれるので、大変おすすめです。
私自身飛行機で眠ると首が横に倒れがちなので、ネックピローはもはや必需品!
北京旅行にはぜひネックピローを持参して、快適な空の旅を満喫してください。
ネックピローがはじめてなら、Kmallのネックピローがおすすめです。
Amazonの人気商品で、空気を入れるタイプのため持ち運びやすいです。