オンライン北京旅行に行ってきました!Travel At Home主催、世界遺産「紫禁城」徹底解剖ツアー体験記!

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先日私は、オンライン北京旅行に行ってきました。

Travel At Home(トラベルアットホーム)というオンライン旅行サイトの企画した、北京の世界遺産「紫禁城」(故宮)ツアーです。

私はオンライン旅行は初めての体験でしたが、とても楽しかったです。

私は年に3回は中国を訪れてましたが、このコロナ禍で2年近くも行けずじまい・・・

そんな私には、現地中国のリアルタイム映像を見れるだけで、感動ものでした。

もちろん、ガイドさんによる紫禁城のツアーは、とても興味深いものでした。

この記事では、その時のオンラインツアーの模様を、紹介していきたいと思います。

もしかしたら、オンライン旅行という言葉自体はじめて聞くかもしれませんね。

オンライン旅行ってどんなものかしらとか、紫禁城について知りたい、はたまたコロナ禍で入れない中国の様子を知りたいというあなたには、きっと興味深い内容になっていると思います。

1.Travel At Home(トラベルアットホーム)のオンライン旅行

Travel At Home(トラベルアットホーム)は、オンライン旅行のサイトです。

オンライン旅行は利用者と観光地にいるガイドをZoomでつなぎ、リアルタイム映像で旅行の擬似体験ができるサービスです。

とりわけコロナ禍の現在、海外に行きたくても行けない状況が続いてますが、そんな中で擬似的にではありますが海外旅行を楽しむことができるのが、オンライン旅行です。

トラベルアットホームには世界各国の多彩なツアーが揃っており、プランにはガイドと利用者1:1でオンライン旅行できるマンツーマン型と、現地ガイドのライブ中継に複数人で参加できるツアー型があります。

今回私が参加したのは、後者のツアー型です。

ではさっそく、北京の紫禁城(故宮)ツアーの様子を見ていきましょう。

2.中国北京の世界最大の宮殿 世界遺産「紫禁城」徹底解剖ツアー

中国北京の世界遺産「紫禁城」(故宮)のツアーは、トラベルアットホームでは初の中国ツアーということでした。

期せずして、記念すべき第1回目に参加できたわけです。

参加費は1時間1,000円。

リーズナブルですね!

ツアーは現地ガイドの史紅祥さんと、ファシリテーター(進行役)のなーちゃん二人によって進められました。

史さんは3年間ガイドとして働いており、オンラインで日本人に中国語を教えてもいるそうです。

まずツアーの初めに、なーちゃんから注意事項がありました。

ツアー中は参加者はミュートになりますが、チャットで質問ができます。

その質問をなーちゃんが拾って、史さんに質問するという感じでした。

なーちゃんの話が終わり、史さんの自己紹介が済むと、いよいよツアーの出発です ♪

1.いざ紫禁城へ

まず画面に映ったのは、紫禁城(故宮)の入口「午門」。

このリアルタイム映像を見て、私はおお!とそれだけで感動してしまいました。

コロナ禍で長く中国に行けてない私には、現地の映像はそれだけで胸高鳴るものがあります。

この午門には5つの門(入口)があるのですが、なぜ5つあるのか、それぞれの意味するところを史さんは解説してくれました。

ここでそれを書くとネタバレになってしまうので、ぜひ次回のツアーに参加してみてください ♪

門をくぐり、紫禁城に入ります。

2.太和門

紫禁城に入りました!

この開放的な空間、紫禁城に特有な建造物、一面に広がる石畳を見て、紫禁城に来たなーという感慨が湧いてきました(オンラインではありますが)。

はじめてこの光景を見た時の感動を、思い出しました!

史さんによると、紫禁城は今から601年前に作られたそうです。

紫禁城を流れる河、「金水河」を渡ります。

前方に見えるのが、太和門。

この太和門の前で、皇帝と大臣たちは毎日、仕事や会議を行ったそうです。

なぜ屋内ではなく、外で行われたのか?

そんな興味深い話も、史さんはしてくれました。

太和門の前には、一対の獅子が構えています。

こちらは、向かって右側の獅子。

こちらは向かって左側の獅子。

これらの獅子、どちらかはオスでどちらかはメスだそうです。

分かりますか?

紫禁城の建物は火事によって数度消失の憂き目に遭いましたが、この獅子たちは銅製のため、火事の被害に見舞われずに残ることができたそうです。

その年月たるや600年!

皇帝不在の今、紫禁城の主はこの獅子たちなのかもしれません。

太和殿前一面に広がる、石畳。

紫禁城の地面の下には、地震対策がなされているそうです。

史さんは画像も紹介しながら、解説してくれました。

太和門の扉にある、金の玉。

縦9つ、横9つあるとのことで、その9の意味についても解説してくれました。

陰陽と関係がある、という話でした。

太和門の天井。

柱に描かれている絵について、参加者から質問がありました。

史さんによるとこれは龍の絵で、皇帝の象徴だそうです。

また、青は天の色を意味しているそうです。

ツアーでは質問がいくつか出ましたが、史さんは質問をちゃんと理解して答えており、日本語が上手だなと感心してしまいました。

3.太和殿〜中国最大の宮殿

太和門を抜けると、視界が開けました。

ここは紫禁城で、最も有名な場所かもしれません。

映画「ラストエンペラー」で、皇帝即位のシーンで使われた場所だからです。

この映画で、最も壮大で強烈なシーンと言えるでしょう。

史さんは、ラストエンペラーの画像も見せてくれました。

圧巻ですね!

私自身、ラストエンペラーといえばまずこのシーンを思い出します。

前方に見えるのが、太和殿。

全中国で、最も大きい宮殿だそうです。

皇帝の即位式や結婚式など、とりわけ大きい儀式はこの太和殿で行われたそうです。

太和殿に向かいます。

これは太和殿の外周にある、龍の飾り。

龍の頭で、雨が降るとその口から雨水が流れるそう。

ちなみに中国で蛇口は「水龙头」(水龍頭)と言うそうで、その由来はここから来ているとのこと。

また蛇(へび)は龍の兄弟だそうです。

それからすると、日本の「蛇口」の由来はこの水龍頭なのかもしれません。

面白いですね!

階段を登ります。

太和殿に着きました!

観光客も大勢です。

紫禁城だけでなく、観光客の中国人たちもリアルに動いていて(当たり前ですが)、臨場感があります。

ただ、これでも観光客は少ない方かなと思いました。

私が以前訪れた時は、人でごった返していたものです。

朝10時という早い時間帯だからでもあるでしょうが、やはりコロナ禍の影響もあるでしょう。

みんなマスクしてますね。

紫禁城には外国人観光客も大勢見かけたものでしたが、パッと見た感じ、外国人風な人はいないようでした。

太和殿正面。

残念ながら、中には入れないそうです。

太和殿の屋根に見える飾り。

史さんによるとこれらは神獣で、中国人にとても人気だそうです。

太和殿の日時計「日晷rigui」。

昔の中国では12支で時間を表したという話を、史さんはしてくれました。

鶴の香炉。

右に見えるのが、亀の香炉。

鶴亀は長寿の象徴です。

4.中和殿

中和殿に向かいます。

中和殿。

皇帝の休憩室としての場所でした。

史さんによると、太和殿、中和殿、そしてこの後ろに位置する保和殿は、空から見るとある漢字を表しているそうです。

5.保和殿

こちらは保和殿。

ここでは、高級な宴会が催されたそうです。

また科挙の試験「殿試」が行われたのも、ここ保和殿でした。

保和殿からの眺めです。

前方に見えるのは、皇帝一家の居住スペース「内廷」の入り口「乾清門」。

これは保和殿前の有名な石刻、大石雕(だいせきちょう)。

一枚岩でできているそうです。

これにまつわる面白い話を、史さんは画像も紹介しながら話してくれました。

観光客たちも、大石雕に興味津々。

6.乾清門

こちらは内廷入口の乾清門。

乾清門の中。

7.内廷〜皇帝一家の居住場所

乾清門を抜けて、内廷へ。

正面に見えるのが、乾清宮です。

残念ながら、ここで時間がきてしまいました。

史さんは15分ほど延長して、ツアーを続けてくれました。

まだ喋り足りなさそうでしたがw

なーちゃんは延長したことを詫びてましたが、参加者からすればツアーが延びれば延びるほどお得なわけで、私自身もっと見てたいなと思いました。

史さんとなーちゃんがそれぞれ挨拶して、ツアーは締めくくりとなりました。

3.紫禁城の高画質画像

ツアー終了後のアンケート特典で、後日写真が送られてきました。

いくつか、紹介しますね。

午門
太和門
太和門前の獅子
太和殿前広場
太和殿下
太和殿
乾清門前広場
乾清門前の獅子像

観光客に大人気です。

乾清宮前
乾清宮

雨に降られた紫禁城も雰囲気があって、いいですね ♪

4.まとめ

トラベルアットホームによるオンライン紫禁城ツアーは、とても満足できる内容でした。

なにより、コロナ禍で入れない中国の状況がリアルに感じられて、私にはとても楽しく感慨深いものでした。

ガイドの史さんによる紫禁城(故宮)の解説も、とても興味深かったです。

紫禁城についてはガイドブックの「地球の歩き方」に解説が載ってますが、やや難しくイメージが湧きにくいものがありました。

でも史さんの話は面白くて、砂地に水が滲みていくように頭に入っていくようでした。

不思議なもので、史さんの話を聞いたあと地球の歩き方を読むと、前よりとっつきやすく読みやすく感じられたものです。

現地でガイドを雇うと高くなってしまうでしょうが、今回は60分1,000円という破格の値段で、コスパ最高だったと思います。

史さんの日本語は時々聞き取りづらいところもありましたが、全体的に話を理解するには十分でした。

ファシリテーターのなーちゃんのフォローもあったので、それも理解の助けになったと思います。

通信状況については、中国と日本をつないでいるわりには、おおむね良好でした。

一度、延長時間中に史さんの通信が途絶えたことがありましたが、史さんがZoomに入り直したら無事通信が復活しました。

日本でZoomしていても不具合はあるものなので、中国と日本という距離にもかかわらず一時間にわたって問題なく通信できたというのは、大成功といってよいと思います。

最後になーちゃんがアナウンスしてましたが、史さんと他の企画についても相談しているようです。

北京は見所満載なので、紫禁城以外のツアーも開催してほしいですね ♪

今回のツアーは参加者も多く好評のようだったので、第2回もあるかもしれません。

その時はぜひ、参加してみてください。

トラベルアットホームのツアーに参加するには、会員登録(無料)が必要です。

ぜひ会員登録して、オンライン中国旅行を楽しんでください。

下の画像バナーから、トラベルアットホームの公式ホームページに行けます。

北京ひとり

北京ひとり

北京に一年間留学したことから北京の魅力にどっぷりハマる。北京で生活した経験を生かして、北京をひとり旅できるための情報を日々発信中。

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