北京旅行の機内持ち込み手荷物・受託手荷物(飛行機に預ける荷物)ルールまとめ

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北京旅行の準備の際、持ち物で悩んだことはないでしょうか?

この荷物は機内に持ち込めるのか、それとも持ち込めないのかなど。

そんな悩みに応えるべく、北京旅行の機内持ち込み手荷物・受託手荷物ルールをまとめました。

北京旅行の際には、参考にしてください。

1.機内持ち込み手荷物の重さ・サイズ・個数

まず基本的な話から始めますと、飛行機に乗る際、荷物は2種類に分けられます。

自分と一緒に飛行機内に持ち込む「機内持ち込み手荷物」と、空港で航空会社に預けて飛行機の倉庫に入れてもらう「受託手荷物」です。

最初に、機内持ち込み手荷物のルールについて解説します。

機内に持ち込みできる手荷物には、重さ・サイズ・個数の制限がかかります。

たとえばANAのルールでは、以下のとおりです。

引用:ANA「機内持ち込み手荷物のサイズとルール(国際線)」

機内持ち込み手荷物のルールは、各航空会社ごとに微妙に違います。

今回は日本のANA・JALのほか、中国の主要航空会社に限って調べました。

すべてエコノミークラスの記載です。

ビジネスクラスなど他のクラスについては、各航空会社のリンクを貼っておきましたので、そちらを参照してください。

航空会社 重さ サイズ 個数
ANA 10kg(22ポンド) 3辺(縦・横・高さ)の和が115cm(45インチ)以内かつ3辺それぞれの長さ55cm×40cm×25cm以内(22×16×10インチ) 1個(身の回りの品[ハンドバッグ、カメラ、傘など]のほか、手荷物1個)
JAL 10kg 同上 1個(身の回りの品[ショッピングバッグ、ハンドバッグなど]1個のほか、手荷物1個)
中国国際航空(エアチャイナ) 5kg(11ポンド) 3辺(縦・横・高さ)それぞれの長さ55cm×40cm×20cm以内(22×16×8インチ) 1個+前方座席の下に収納できる手荷物(ハンドバッグ、ブリーフケース、ノートPCケース、カメラケース、または同様のサイズ以下のもの)1個
中国南方航空 5kg 3辺(縦・横・高さ)の和が115cm(45インチ)以内 1個(身の回りの品のほか、手荷物1個)
中国東方航空 10kg 3辺の和は115cm未満、3辺は56cm、45cm、25cm未満 1個
海南航空 10kg 3辺(縦・横・高さ)の和が115cm(45インチ)以内 1個

【参照サイト】

ANA「機内持ち込み手荷物のサイズとルール(国際線)」

JAL「機内持ち込みお手荷物」

中国国際航空「機内持ち込み手荷物」

中国南方航空「お手荷物に関する規則」

中国東方航空「手荷物運送」

海南航空「機内持ち込み手荷物」

機内持ち込み手荷物のルールでした。

次は、受託手荷物のルールについて見ていきます。

2.受託手荷物の重さ・サイズ・個数

受託手荷物(飛行機に預ける荷物)にも、重さ・サイズ・個数の制限がかかります。

以下、日本・中国の主要航空会社ごとに、受託手荷物のルールを表にしました。

すべてエコノミークラスの記載です。

ビジネスクラスなど他のクラスについては、各航空会社のリンクを貼っておきましたので、そちらを参照してください。

航空会社 重さ サイズ=3辺(縦・横・高さ)の合計 個数
ANA 23kg(50ポンド) 158cm(62インチ) 2個
JAL 23kg 203cm 2個
中国国際航空(エアチャイナ) 23kg 158cm 2個
中国南方航空 23kg 158cm 2個
中国東方航空 23kg 158cm 1個
海南航空 23kg 158cm 1個

【参照サイト】

ANA「国際線飛行機に預けられる荷物[国際線]」

JAL「お預けのお手荷物」

中国国際航空「受託手荷物」

中国南方航空「お手荷物に関する規則」

中国東方航空「お手荷物規定」

海南航空「無料受託手荷物規定」

受託手荷物のルールでした。

次に危険物など制限のある手荷物について、解説します。

3.制限のある手荷物(危険物など)

危険物など、制限のある手荷物について、主なものに限って表にしました。

品目 持込 受託 備考
ナイフ ×  
カミソリ ×  
カッター ×  
はさみ ×  
爪切り ×  
ゴルフクラブ ×  
バット ×  
三脚 ×  
ライター × × 中国では持込・受託ともに禁止
マッチ × × 中国では持込・受託ともに禁止
電子タバコ ×  
炭(燃焼用のもの) × ×  
花火 × ×  
クラッカー × ×  
接着剤 × ×  
ペンキ・塗料 × ×  
漂白剤 × ×  
殺虫剤 × ×  
キャンプ用ガスボンベ × ×  
磁石(大型) × ×  

主な制限のある持ち物について、見てきました。

詳しくは、国土交通省または中国の航空当局である中国民用航空局(CAAC)のサイトを参照してください。

【参照サイト】

国土交通省「機内持込・お預け手荷物における危険物について」

中国民用航空局「安检」

次に液体物、リチウム電池、その他注意すべき持ち物について、以下の段落で解説します。

4.液体物(水)の持ち込み制限

液体物(ジェル・エアゾール[煙霧質]を含む)の機内持ち込みには制限がかかります(受託手荷物には液体物の制限はかかりません)。

ルールは以下のとおり。

  • すべての液体物は100ml以下の容器に入れる
  • それらの容器をジッパー付の容量1リットル以下の透明プラスチック製の袋に余裕をもって入れる(袋の目安は縦横合計40cm以内
  • 一人当たりの袋の数は一つのみ
引用:ANA「液体の機内持ち込み(国際線)」

中国も同様の規定です。

詳しくは、国土交通省または中国民用航空局(CAAC)のサイトを参照してください。

国土交通省「国際線の航空機客室内への液体物持込制限について」

中国民用航空局「中国民航总局关于限制携带液态物品乘坐民航飞机的公告」

次に、液体物の種類に入るスプレーについて、見ていきます。

1.スプレーの持ち込みについて

スプレーについては、国土交通省が詳細な解説をしています。

それによれば、以下のようになります(主なものだけ抜粋)。

品目 代表例 機内持込の可否

スポーツ用品・日用品のガスボンベ式スプレー(毒性・腐食性のないもので、『火気注意』や『火気厳禁』などの引火性を示す表示がないもの)

防水スプレー、静電気防止スプレー、滑り止めスプレー、スプレーのり(衣服用)

不可能
(機内に持ち込むことは出来ないが、カウンターで受託手荷物として預入れることが可能。量の制限などあり)

化粧品、医薬部外品のガスボンベ式スプレー(直接肌につけるもの)

美容スプレー、美白スプレー、虫さされ・かゆみ止め薬(液体・スプレー)、消臭スプレー(身体用)、除菌スプレー、制汗スプレー、冷感スプレー、ヘアスプレー、シェービングフォーム、殺菌・消毒剤(液体・スプレー)

可能
(ただし、100ml以下の個々の容器で、それらの容器を1リットル以下のジッパー付き透明プラスチック袋に入れること。)

以上二つに分類できないガスボンベ式スプレー

 

塗料スプレー、模型用スプレー、パンク修理スプレー、催涙スプレー、酸素スプレー、エアダスター

不可能
(機内に持ち込むことも、カウンターで受託手荷物として預け入れることも出来ない。)

霧吹き式スプレー類、噴霧器

美容スプレー、美白スプレー、虫さされ・かゆみ止め薬(液体・スプレー)、消臭スプレー(身体用)、除菌スプレー、水虫スプレー、制汗スプレー、ヘアスプレー、殺菌・消毒剤(液体・スプレー)

可能
(ただし、100ml以下の個々の容器で、それらの容器を1リットル以下のジッパー付き透明プラスチック袋に入れること。)

育毛剤(液体・スプレー)

 
香水、コロン(液状、ジェル状、霧吹き式スプレー) 香水、トワレ、コロン
口腔洗浄液、口中清涼剤 マウスウオッシュ、口臭スプレー

【参照サイト】

国土交通省「国際線の航空機客室内への液体物持込制限について」

上の国土交通省の区分けによると、スプレーの種類によって分類があり、ほとんどは液体物のルールに従うようですが、スポーツ用品・日用品のガスボンベ式スプレーは、機内持ち込みできないようです。

一方中国当局である中国民用航空局のサイトには、スポーツ用品・日用品のガスボンベ式スプレーについての明確な規定はありませんが、基本的に中国の方が日本より厳しいので、中国でも同様に機内持ち込みできない可能性があります。

また日本では上の表のとおり塗料スプレーや酸素スプレーは持ち込み禁止ですが、中国でもおそらく持ち込めないでしょう。

基本的に中国ではスプレーは液体物扱いで、あまり詳しい分類は見つけられませんでした。

スプレーについては国土交通省のルールを守るようにすれば、基本的にはよいと思います。

以上、スプレーの持ち込みについてでした。

次にクリームやジェル、歯磨き粉など、液体物扱いで分かりづらいものについて見ていきます。

2.クリームやジェル、歯磨き粉などの持ち込みについて

クリームやジェル、歯磨き粉など、液体物扱いだが分かりづらいものについて見ていきます。

以下、国土交通省のサイトからの抜粋です。

種類 代表例
クリーム、ローション類

軟膏、救急用塗り薬、日焼けローション、保湿クリーム、ハンドクリーム、薬用クリーム(医薬部外品)、化粧水、液状コンシーラー、化粧下地クリーム、ボディーローション、スキンローション、歯磨き粉、靴墨、靴クリーム

ジェル

ジェル状リップクリーム、ジェル状リップグロス、 ジェル状口紅、制汗ジェル、整髪ジェル、水のり、水性絵の具

その他

液状ファンデーション、液体マスカラ、液状アイライナー、マニキュア、除光液、ネイルアート用品、化粧クレンジング、修正液、万年筆インク、墨汁

【参照サイト】

国土交通省「国際線の航空機客室内への液体物持込制限について」

上の表に記載のものは、すべて液体物扱いです。

液体物のルールに従うようにしてください。

100ml以下の個々の容器に入れ、それらの容器を1リットル以下のジッパー付き透明プラスチック袋に入れる必要があります。

以上、液体物の持ち込み制限についてでした。

次に、リチウム電池の持ち込みについて解説します。

5.リチウム金属電池、リチウムイオン電池の持ち込みについて

リチウム電池のルールは中国と日本で若干異なり、中国の方が厳しいです。

リチウム金属電池、リチウムイオン電池それぞれ見ていきます。

1.リチウム金属電池持ち込みの中国のルール

種類 リチウム含有量 持込 受託 備考
携帯型電子機器(本体) 2g以下 受託手荷物に入れる場合は電源を切ること
2gを超える × ×  
上記機器の予備電池(モバイルバッテリー等) 2g以下 ×  
2gを超える × ×  
携帯型医療用電子機器(本体) 2g以下  
2g~8g 航空会社の許可が必要(日本では不要)。受託手荷物に入れる場合は電源を切る
8gを超える × ×  
上記機器の予備電池(モバイルバッテリー等) 2g以下 ×  
2g~8g × 航空会社の許可が必要(日本では不要)
8gを超える × ×  
電子タバコ本体 2g以下 ×  
電子タバコのモバイルバッテリー 2g以下 ×  

中国の手荷物ルールは日本のより厳しいです。

中国のルールで注意点は、携帯型医療用機器本体とその予備電池(モバイルバッテリーなど)でリチウム含有量が2gから8g以下のものは、航空会社の許可が必要になるという点です。

日本のルールではリチウム含有量8g以下はそのような許可はいらず持ち込めるので、ここが日本と中国の違いです。

また中国では電子タバコについてリチウム含有量との関係でルールに記載しているのに対して、日本では電子タバコは機内持ち込みできて受託手荷物には預けられないと、簡潔に記載されています。

実際、電子タバコのリチウム含有量は小さいので、詳細な記載は不要というのが日本側の判断なのでしょう。

では次にリチウムイオン電池の、中国のルールについて見ていきます。

2.リチウムイオン電池持ち込みの中国のルール

種類 ワット時定格量 持込 受託 備考
携帯型電子機器本体(医療用含む) 100Wh以下 受託手荷物に入れる場合は電源を切ること
100Wh~160Wh 航空会社の許可が必要(日本では不要)。受託手荷物に入れる場合は電源を切る
160Whを超える × ×  
上記機器の予備電池(モバイルバッテリー等) 100Wh以下 ×  
100Wh~160Wh × 機内持ち込みには航空会社の許可が必要(日本では不要)。2個まで
160Whを超える × ×  
電子タバコ本体 100Wh以下 ×  
電子タバコのモバイルバッテリー 100Wh以下 ×  
電動車椅子   × 取り外せるバッテリー(300Wh以下)は機内持ち込みのみ可
電動車椅子の予備電池 160Wh以下 × 機内持ち込みには航空会社の許可が必要(日本では不要)。2個まで
300Wh以下 × 機内持ち込みには航空会社の許可が必要(日本では不要)。1個まで
300Whを超える × ×  

リチウム金属電池と同様、リチウムイオン電池に関する中国のルールも日本より厳しいです。

中国のルールで注意点は、携帯型電子機器本体(医療用電子機器含む)とその予備電池(モバイルバッテリーなど)でワット時定格量が100Whから160Wh以下のものは、航空会社の許可が必要になるという点です。

日本のルールではワット時定格量160Wh以下のものはそのような許可はいらず持ち込めるので、ここが日本と中国の違いです。

また電動車椅子の予備電池でも、中国では日本と違って持ち込みに航空会社の許可が必要になるので注意が必要です。

電動車椅子に関しては、国土交通省が詳細な解説をしているので、リチウム電池の解説と合わせて、ホームページを確認しておいてください。

中国当局のホームページのリンクも貼っておきます。

国土交通省「機内持込・お預け手荷物における危険物について」

中国民用航空局「锂电池航空运输规范」

以上リチウム金属電池とリチウムイオン電池に関する中国のルールを見てきましたが、特に注意すべきはリチウムイオン電池を使うモバイルバッテリーについてです。

モバイルバッテリーはスマホの充電のために旅行者が携帯することの多い、旅行の定番グッズですよね。

でも中国のモバイルバッテリーのルールは日本より厳しく、また上で見たリチウムイオン電池のルールに加えてさらに、モバイルバッテリー独自のルールがあります。

このため中国の空港の検査で引っかかり、モバイルバッテリーを没収されたという話をネット上でよく聞きます。

ですので次に、モバイルバッテリーの中国のルールを確認しておこうと思います。

3.モバイルバッテリー持ち込みの中国のルール

結論からいうと、中国の空港でモバイルバッテリーが没収されないための条件は、以下の3点になります。

  • 預け入れ荷物(受託手荷物)に入れない
  • 100Wh以下のモバイルバッテリー
  • モバイルバッテリーにWhが明記

中国のモバイルバッテリーのルールを表にすると、次のようになります。

モバイルバッテリーの電力量(ワット時定格量) 持込 受託 個数 航空会社の許可
100Wh以下 × 合理的な個数 不要
100Wh~160Wh以下 × 2個
160Wh超え × ×    

では以下、中国のルールを具体的に見ていきます。

1.中国民用航空局のモバイルバッテリーの規定

中国において、飛行機に持ち込みできるモバイルバッテリーのルールは、中国民用航空局(CAAC)が定めています。

中国民用航空局の定める、モバイルバッテリーの機内持ち込みについてのルールは、具体的には次のようになります。

  • モバイルバッテリーは機内持ち込み手荷物としてのみ持参できる。預け入れ荷物に入れることはできない。
  • 100wh以下のモバイルバッテリーは、航空会社の許可がなくても機内持ち込みできる。
  • 100whを超えるが160wh以下のモバイルバッテリーは航空会社の許可の後に持ち込むことができる。ただし一人2個を超えてはならない。
  • 160whを超えるモバイルバッテリーの持ち込みは固く禁ずる。
  • 電力量(ワット時定格量wh)が明示されていないモバイルバッテリーの持ち込みを固く禁ずる。
  • 飛行中モバイルバッテリーを使って電子機器に充電することはできない。
  • 電源の「入切」スイッチ付きのモバイルバッテリーは、飛行中電源を切ること。
  • モバイルバッテリーは必ず旅行者が自分で使用する目的のものであること。

【参照サイト】

中国民用航空局「安检」

中国民用航空局「锂电池航空运输规范」

以上が中国民用航空局によるモバイルバッテリー機内持ち込みの規定ですが、

この規定のなかで、特に注意すべき点を次に解説します。

2.モバイルバッテリーを預け入れ荷物に入れると没収される

モバイルバッテリーは必ず機内持ち込み手荷物に入れなければなりません

預け入れ荷物の中に入れると、没収されてしまうので要注意です。

3. モバイルバッテリーは100Wh以下のものが推奨

モバイルバッテリーは100Wh以下のものがおすすめです。

100Wh超え~160Wh以下のモバイルバッテリーは、航空会社の許可が必要にななるからです。

日本では160Wh以下のモバイルバッテリーであれば航空会社の許可なく機内持ち込みできるので、ここが中国と日本の大きな違いです。

中国旅行の際、100Wh以下のモバイルバッテリーであれば航空会社の許可はいらないので、モバイルバッテリーは100Wh以下がおすすめです。

4. Whが明記されてないモバイルバッテリーは没収される

中国ではモバイルバッテリーにワット時定格量Wh(ワットアワー)が明記されていなければなりません。

ワット時定格量が明記されてないモバイルバッテリーは、没収されます。

これも日本にはないルールです。

モバイルバッテリー購入の際は、必ず確認してください。

以上、中国民用航空局の規定を見てきました。

中国旅行で没収されないモバイルバッテリーについては、別の記事で紹介してますので、参考にしてください。

中国旅行(上海・北京など)におすすめモバイルバッテリー3選!空港で没収されず機内持ち込みできる!

以上、リチウム電池とモバイルバッテリーの持ち込みについて、解説してきました。

次に、その他の持ち物で注意すべき物、よく問題になる物の持ち込みルールについて見ていきます。

6.北京旅行の飛行機持ち込みで要注意の持ち物

北京旅行で飛行機に乗る際、要注意の持ち物、または分かりづらい持ち物についてまとめておきます。

1.ライターの持ち込みは中国では禁止

中国ではライターは機内持ち込み・預け入れ(受託手荷物)ともに禁止です。

マッチも同様に禁止です。

日本では機内持ち込みが可能で受託手荷物が禁止ですが、日本とはルールが違うので気をつけてください。

2.電子タバコ(アイコスなど)は機内持ち込みできるが預け入れは禁止

電子タバコは機内持ち込みのみできて、預け入れ(受託手荷物)は禁止です。

日本も中国も同じルールです。

3.パソコンは機内持ち込み・預け入れともにできる

パソコンは機内持ち込み・預け入れ(受託手荷物)ともに可能です。

ただし受託手荷物に入れる場合、パソコンの電源は切らなければなりません

日本も中国も同じルールです。

パソコンは、リチウムイオン電池の携帯電子機器本体のルールが適用されます。

4.ヘアアイロン・ドライヤーは電源コード式が持ち込みできる

ヘアアイロンとドライヤーは電源コード式のものであれば、機内持ち込みも預け入れ(受託手荷物)もできます

一方コードレスの充電式(リチウムイオン電池のもの)などは、持ち込みに制限がかかります。

ですのでヘアアイロンとドライヤーは、電源コード式がおすすめです。

ヘアアイロンとドライヤーの持ち込みのルールは、国土交通省のホームページにある図が分かりやすいので、引用しておきます。

引用:国土交通省「機内持込・お預け手荷物における危険物について」

ヘアアイロン・ドライヤーの持ち込みルールを表にすると、以下のようになります。

種類 持込 受託 備考
電源コード式  
充電式 × 本体からリチウムイオン電池が取り外しできるもので、取り外されたリチウムイオン電池に短絡防止措置をすれば機内持込可(預入は不可)
ただしリチウムイオン電池は日本・中国・香港・マカオそれぞれのルールに従う
ガス式 炭化水素ガスが充てんしてあるもので熱源部に安全カバーがあるもののみ可
1ℓ以下のジッパー付き無色透明袋に入れること。入らない場合は持込不可(液体物持込制限)
充てん用の予備の炭化水素ガスカートリッジは持込不可
乾電池式  

上の表に明らかなように、電源コード式のヘアアイロン・ドライヤーが機内持ち込みも預け入れも制限なくできるので、最もおすすめとなります。

より詳細な解説と、おすすめの海外対応ドライヤー・ヘアアイロンについては、別の記事で紹介しています。

中国旅行(上海・北京など)で使える海外対応ドライヤーおすすめ5選!

中国旅行(上海・北京など)で使える海外対応ヘアアイロンおすすめ9選!機内持ち込みもできる!

7.まとめ

北京旅行の機内持ち込み手荷物・受託手荷物ルールまとめでした。

私自身北京へは何度も旅行してますが、手荷物ルールについては結構曖昧だったので、あらためて自分の疑問に自分で答えるように調べてみました。

正確さと網羅性を重視したあまり、各持ち物の解説が微に入り細を穿つ感じになってしまったかもしれません。

もし解説が分かりづらかった場合は、各段落に国土交通省と中国民用航空局のリンクを貼ってありますので、そちらで確認してください。

北京旅行の準備の際、この記事があなたの役に立てたなら幸いです。

北京旅行、ぜひ楽しんできてください!

北京ひとり

北京ひとり

北京に一年間留学したことから北京の魅力にどっぷりハマる。北京で生活した経験を生かして、北京をひとり旅できるための情報を日々発信中。

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