北京旅行におすすめの海外旅行保険付きクレジットカード7選!

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北京旅行に必要なものとして、海外旅行保険があります。

中国でケガや病気で病院にかかる場合、日本の保険が使えないため、治療費が高額になりかねないからです。

ですので海外旅行保険は必須ですが、クレジットカードの中にはあらかじめ海外旅行保険が付帯しているものがあります。

そのようなクレジットカードがあれば、あえて海外旅行保険に入らなくても済むので、旅行費を節約できます。

この記事では、北京旅行におすすめの海外旅行保険付きクレジットカードを紹介します。

この記事では、単身者・ひとり旅向けのクレジットカードを紹介します。

旅行に同伴する家族まで保険がカバーできる、「家族特約」や家族カード発行の有無を基準に選んでません。

■今回紹介する中で特におすすめの海外旅行保険付帯クレジットカードはこの3枚!

  エポスカード 横浜インビテーションカード セゾンブルー・アメックス
  横浜インビテーションカード
年会費 無料 無料 3,300円(25歳以下は無料)
ブランド Visa Master AMEX
付帯条件 利用付帯 利用付帯 利用付帯
傷害死亡・後遺障害 3,000万円 2,000万円 3,000万円
傷害治療 200万円 200万円 300万円
疾病治療 270万円 200万円 300万円
賠償責任 3,000万円 2,000万円 3,000万円
携行品損害 20万円 20万円 30万円
救援者費用 100万円 200万円 200万円
キャッシュレス診療
公式サイト エポスカード 横浜インビテーションカード セゾンブルー・アメックス

1.海外旅行保険付きクレジットカードの選び方

海外旅行保険付きクレジットカードを選ぶ際、以下の3点に注目してください。

  • 自動付帯か利用付帯か
  • 傷害治療費用・疾病治療費用は充実しているか
  • キャッシュレス診療(キャッシュレス・メディカルサービス)は可能か

以下、順に解説します。

1.自動付帯か利用付帯か

クレジットカードに付帯する海外旅行保険には、自動付帯利用付帯があります。

自動付帯とは、カードを持っているだけで、日本から出国後自動で海外旅行保険が補償されるというもの。

一方利用付帯は、海外旅行を目的とした電車代や航空券などの料金をクレジットカードで支払った場合にのみ、海外旅行保険が補償されるというものです。

利用付帯の場合このカード利用がなければ、海外旅行保険は適用されません。

このためクレジットカードの海外旅行保険は、自動付帯が楽でいいです。

持っているだけで自動で海外旅行保険が付くので、何もせずにいいので楽ちんです。

利用付帯では旅行前にカード払いを忘れないようにしなければならないので少し面倒ですが、ただ利用付帯カードのうちにも年会費や補償内容から良いものが結構あります。

注意点として、利用付帯カードの海外旅行保険が有効になる条件は、カードごとに異なるということです。

たとえば、今回紹介するセゾンブルー・アメックスのように電車や航空券の支払いをカードですればいいものがある一方、楽天カード(一般)のように交通費等の支払いは条件達成には認められず、ツアー代金の支払いのみしか認められないものがあります。

このように利用付帯カードの場合は、海外旅行保険が適用になる条件をあらかじめ確かめておく必要があります。

上記のように楽天カード(一般)は、海外旅行保険適用の条件がツアー代金の支払いなので、ひとり旅には向きません。

一方、楽天プレミアムカードは自動付帯で補償額も手厚いので、今回おすすめとして紹介しています。

2.傷害治療費用・疾病治療費用は充実しているか

クレジットカード付帯の海外旅行保険には補償内容がいくつかありますが、カードを選ぶ際には、傷害治療費用疾病治療費用の手厚さで選ぶべきです。

それはケガ・病気の治療費用で、海外旅行保険で最も使うことになる項目だからです。

このことを説明するために、まず海外旅行保険にはどんな補償があるのか見てみます。

海外旅行保険の補償内容

海外旅行保険の補償内容は、以下の表のようになります。

項目 内容
傷害死亡・後遺障害 事故によるケガがもとで死亡したり後遺障害が生じた場合に保険金が支払われる。
傷害治療費用 事故によるケガがもとで医師の治療を受けた場合に保険金が支払われる。
疾病治療費用 旅行中および旅行終了後72時間以内に発病し医師の治療を受けた場合に保険金が支払われる。
ただし旅行中に原因が発生したものに限る。
賠償責任 旅行中に誤って他人にケガをさせたり他人のものを壊したりして損害賠償責任を負った場合に保険金が支払われる。
携帯品損害 旅行中カメラやスーツケースなどが盗難・破損した場合に保険金が支払われる。
救援者費用 旅行中の死亡、行方不明、ケガや病気による入院の場合に親族が現地に赴くための交通費・宿泊費・捜索費用などに対して保険金が支払われる。

これらの補償内容のうち、傷害治療費用と疾病治療費用、携行品損害が利用する頻度が多いです。

次のグラフからも、そのことが分かります。

引用:ANAの保険

疾病治療が特に多いのが分かりますね。

中国では病院での治療費が高額になりがちでもあるので、海外旅行保険付帯のクレジットカードは、疾病治療費用と傷害治療費用が手厚いものを選ぶべきです。

3.キャッシュレス診療(キャッシュレス・メディカルサービス)は可能か

クレジットカードに付帯する海外旅行保険は、キャッシュレス診療(キャッシュレス・メディカルサービス)が可能なものが望ましいです。

キャッシュレス診療とは、病院で治療費を自己負担することなく治療を受けられるというものです。

キャッシュレス診療できないと、治療費をその場で払わなければなりません。

日本帰国後に保険金を請求できるとはいえ、治療費が100万円以上など高額になった場合、その場で支払いできない恐れがあります。

そのため、キャッシュレス診療できる海外旅行保険付きクレジットカードがおすすめとなります。

今回紹介するクレジットカードは、すべてキャッシュレス診療に対応してるので安心です ♪

ところでキャッシュレス診療には注意点もあるので、以下説明します。

キャッシュレス診療(キャッシュレス・メディカルサービス)の利用法と注意点

キャッシュレス診療(キャッシュレス・メディカルサービス)の利用の手順は、以下のとおりです。

  1. 体調が悪くなるか、ケガをする
  2. クレジットカードのサポートデスク(引受保険会社)に電話
  3. サポートデスクがカード会社に連絡し、利用者がカード会員であることを確認する
  4. サポートデスクが中国の提携病院を探し、予約する
  5. 病院の予約完了の電話が来る→受診する
  6. 保険会社が提携病院に支払い

上のように、キャッシュレス診療を受けるには、病院に行く前にあらかじめ各カード指定のサポートデスクに連絡し、キャッシュレス診療利用を申し出る必要があります。

それを受けてサポートデスク(各カードの引受保険会社)は、キャッシュレス診療できる提携病院を紹介してくれます。

連絡をせずに病院に行き治療を受けても、キャッシュレスサービスを受けることはできません。

注意点として、カード会社の営業時間外(深夜や土日祝日)は、保険会社のサポートデスクが利用者がカード会員であることの確認をカード会社に取れないので、すぐにキャッシュレス診療を受けることができません。

その際は、カード会社の営業時間を待って、その後キャッシュレス診療を受けることになります。

病状からそこまで待てない場合は、キャッシュレス診療は諦めて一旦カード払いか現金で治療費を自己負担し、帰国後に保険金を請求することになります。

その時は、現地でしか手に入れられない医師の診断書・治療領収書など、保険金請求に必要な書類を必ず入手しておきましょう。

またもう一つ注意点として、利用付帯カードでは多くの場合、保険適用の条件である公共交通機関などのカード払いを証明できる領収書等を、サポートデスク(引受保険会社)にメールで送らなければなりません。

それを受けて保険会社は利用者の海外旅行保険適用を認め、キャッシュレス診療が可能となるのです。

ですので、公共交通機関をカード利用した場合は、レシートあるいはカード決済完了メールなど証明できるものを残しておきましょう。

2.海外旅行保険付きクレジットカードの注意点

次に海外旅行保険付きクレジットカードの注意点を、いくつか見ていきます。

1.補償期間は90日間

クレジットカードに付帯の海外旅行保険の補償期間は、最高90日間です。

■補償期間を90日以上にする「利用付帯裏技」について

利用付帯のクレジットカードの中には、他のカードとうまく使うことによって、補償期間を90日以上に伸ばすことができるものがあります。

どういうことかというと、利用付帯カードの海外旅行保険適用の条件はふつう交通費などのカード利用ですが、中には日本出国前の利用のみでなく、日本出国後海外での利用も条件に含めるものがあります。

つまり海外で交通費などをカードで支払った時から、海外旅行保険が90日間適用となるわけです。

これを上手く使うと、次のような使い方も可能なわけです。

はじめに海外旅行には海外旅行保険の自動付帯カードを持っていき、そのカードの補償期間が終了となる90日後に、利用付帯カードを使って交通費などを支払うのです。

するとその瞬間から利用付帯カードの海外旅行保険が適用され、補償期間は90日間続きます。

つまりはじめに持っていった自動付帯カードと利用付帯カードを合わせて、補償期間が180日間に伸びるわけです。

これをクレカ界隈では、「利用付帯裏技」と呼んでいます。

この裏技を狙って、利用付帯カードを作る人もいるのです。

ただこの利用付帯の裏技は、中国ではやや難易度が高いでしょう。

というのは中国では国際クレジットカード(VisaやMasterなど)の使える場所が限られているので、交通費などをカード払いするのはやや難しいです。

中国で利用付帯裏技を狙う場合は、たとえば国際クレジットカードに対応したサイトで中国国内の航空券を買うなど工夫する必要があるでしょう。

あるいは、Trip.comカードというクレジットカードを使う手もあります。

Trip.comカードはブランドが銀聯なので中国では使いやすく、しかも利用付帯の海外旅行保険が付きます。

Trip.comカード公式サイトへ

2.疾病死亡の補償はない

クレジットカードに付帯する海外旅行保険には、疾病死亡の補償はありません。

疾病死亡とは、旅行中に病気で死亡した場合、あるいは旅行中に発病または感染し、帰国後30日以内に死亡した場合に支払われる保険のことです。

疾病死亡の補償が欲しい場合は、クレジットカードに付帯する保険以外に、別に海外旅行保険に入る必要があります。

ただ疾病死亡の起こる確率は、トラブル事例を見ても極めて低いです。

病気を抱えて旅行に行く人は稀だと思われるので、疾病死亡が不要なら海外旅行保険付きクレジットカードだけでいいでしょう。

3.歯科疾病(虫歯など)は保険の対象外

虫歯や親知らず、歯槽膿漏など、歯科疾病の治療は、クレジットカードに付帯する海外旅行保険の対象外です。

ただ一週間程度の旅行で歯科疾病の不安がないなら、クレジットカードの保険だけで十分です。

虫歯など旅行中に痛むかもしれないと不安なら、旅行前に治療しておきましょう

3.海外旅行保険付きクレジットカードは複数持ちがおすすめ

海外旅行保険付きクレジットカードは、複数枚持っていくことがおすすめです。

クレジットカードに付帯する海外旅行保険は、複数枚カードを持っていると保険金が合算されるからです(傷害死亡・後遺障害保険金のみは、所有するカードのうち最高保険金額が限度となり合算されません)。

とりわけ、海外旅行保険で最も利用頻度の多い傷害治療費用と疾病治療費用は、カード複数枚分で保険金額を上乗せできるので、2~3枚は持っていくことが推奨されます。

中国では日本の公的保険は利用できないため、病院で治療を受けると高額になりがちです。

たとえば、次の表のようなトラブル事例があります。

支払項目 事故状況 発生した費用
治療費用・救援者費用 高熱のため、病院を受診。治療費用・救援者費用が発生。 治療費用 約1,256,000円
救援者費用 約243,000円
治療費用 吐き気・下痢・熱・手足のしびれの症状があり、病院を受診。治療費用が発生。 約67,000円
治療費用 現地で倒れてしまい、そのまま入院となった。治療費用・入院費用が発生。 約305,000円
治療費用 ベッドから床に降りようとして転落し、額を切った。病院を受診し、治療費用が発生。 約26,000円
治療費用 急性気管支炎のため現地病院で受診。治療費用が発生。 約92,000円
治療費用 マイコプラズマ肺炎のため現地病院で受診。治療費用が発生。 約209,000円
治療費用 急性尿路感染のため現地病院で受診。治療費用が発生。 約185,000円

出典:たびとも「2019年7月エイチ・エス損保調べ」

また発生率は低いですが、治療費が500万円以上の高額になる場合も過去にはありました。

このように中国の病院での治療は高額になりがちなので、海外旅行保険付きクレジットカードは2~3枚持っていくことがおすすめです。

たとえば、今回紹介するエポスカード、横浜インビテーションカード、セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカードの保険金額を合算すると、以下の表のようになります。

項目 エポスカード 横浜インビテーションカード セゾンブルー・アメックス 合算
  横浜インビテーションカード  
傷害死亡・後遺障害 3,000万円 2,000万円 3,000万円 3,000万円
(合算されない)
傷害治療 200万円 200万円 300万円 700万円
疾病治療 270万円 200万円 300万円 770万円
賠償責任 3,000万円 2,000万円 3,000万円 8,000万円
携行品損害 20万円 20万円 30万円 70万円
救援者費用 100万円 200万円 200万円 500万円

表の赤字はとくに重要な、ケガ・病気の治療費の補償額です。

傷害死亡・後遺障害のみは合算されず、セゾンブルー・アメックスの保険金額が限度になりますが、それ以外は合算されます。

中国旅行ではケガ・病気の治療費用である傷害治療・疾病治療の保険金額を手厚くしておきたいので、カードは複数枚あると安心です。

それでは次に、おすすめの海外旅行保険付きクレジットカードを紹介します。

4.北京旅行におすすめの海外旅行保険付きクレジットカード7選

1.エポスカード

年会費無料カードの中で海外旅行保険最強カード

年会費 無料
ブランド Visa
付帯条件 利用付帯
補償期間 90日間
傷害死亡・後遺障害 3,000万円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 270万円
損害賠償 3,000万円
携行品損害 20万円
救援者費用 100万円
キャッシュレス診療
引受保険会社 三井住友海上
特徴 ・緊急医療アシスタンスサービス(24時間・年中無休・日本語対応)
・ポイント還元率0.5%【エポスポイント】

年会費無料カードの中で、海外旅行保険最強カードがエポスカードです。

最も使われる疾病治療が270万円傷害治療が200万円であり、この補償額は年会費無料カードの中で最高峰です。

普通のカードでは疾病・傷害治療はよくて200万円なので、エポスカードの疾病治療270万は群を抜いてます。

しかも嬉しい自動付帯キャッシュレス・メディカルサービス(キャッシュレス診療)も可能。

その他、緊急医療アシスタンスサービスもあります。

これは旅行中のケガや病気の際に利用できるサービスで、24時間・年中無休・日本語で受け付けています。

エポスカードは年会費無料でありながら海外旅行保険が大変充実しているクレジットカードです。

北京旅行で最もおすすめのクレジットカードなので、旅行が決まったらすぐに申し込んでください。

エポスカード公式サイトへ

エポスカードについては、別に詳細な解説記事を書いております。

エポスカードは年会費無料ながら海外旅行保険が自動付帯で充実!北京旅行におすすめのクレジットカード

2.横浜インビテーションカード(ジャックスカード)

年会費無料カードの中で海外旅行保険はトップクラス

年会費 無料
ブランド Master
付帯条件 利用付帯
補償期間 90日間
傷害死亡・後遺障害 2,000万円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 200万円
損害賠償 2,000万円
携行品損害 20万円
救援者費用 200万円
キャッシュレス診療
引受保険会社 三井住友海上
特徴 ・緊急医療アシスタンスサービス(24時間・年中無休)
・ショッピングプロテクション(年間最高100万円)
・カード盗難保険
・J’sコンシェル
・ポイント還元率0.5%【ラブリィポイント】

年会費無料カードの中で、エポスカードに次いで海外旅行保険が良いクレジットカードが、横浜インビテーションカードです。

傷害・疾病治療費用がそれぞれ200万円と、年会費無料カードではトップクラスです。

しかも嬉しい自動付帯キャッシュレス診療も可能です。

また24時間受付・年中無休の緊急アシスタンスサービスもあるので安心です。

その他、ショッピングプロテクションも付いてます。

国内外を問わず、横浜インビテーションカードで購入した品物について、購入日から90日間、盗難・破損などの偶然な事故によって被った損害を、年間100万円(1事故につき自己負担3,000円)まで補償されます。

横浜インビテーションカードは年会費無料で海外旅行保険が充実している、中国旅行におすすめのクレジットカードです。

横浜インビテーションカード公式サイトへ

3.セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカード

年会費3,300円と割安(26歳以下は無料)ながら海外旅行保険はゴールドカード級

年会費 3,300円(25歳まで無料。26歳以上は初年度無料)
ブランド AMEX
付帯条件 利用付帯
補償期間 90日間
傷害死亡・後遺障害 3,000万円
傷害治療費用 300万円
疾病治療費用 300万円
損害賠償 3,000万円
携行品損害 30万円
救援者費用 200万円
キャッシュレス診療
引受保険会社 損保ジャパン
特徴 ・海外メディカルヘルプライン(24時間・年中無休・日本語対応)
・ショッピング安心保険(年間最高100万円)
・手荷物宅配サービス優待。スーツケース1個無料:空港→自宅
・ポイント還元率0.5%【永久不滅ポイント】
*海外では2倍の1.0%

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカードは25歳までは年会費無料26歳以上は年会費3,300円(初年度無料)ですが、海外旅行保険は年会費10,000円のゴールドカード級の補償額を備えています。

海外旅行保険で最も必要な傷害・疾病治療はそれぞれ300万円と、ゴールドカードと遜色ないレベルです。

もちろん、キャッシュレス診療可能。

ただ利用付帯なので、航空機や電車、船舶などのチケット代を、事前にこのカードで支払う必要があります。

その他、24時間・年中無休で日本語対応可能な海外メディカルヘルプライン、ショッピング安心保険があります。

また手荷物宅配サービスも、セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカードの特長。

帰国時、空港から自宅までスーツケース1個無料で宅配してくれます。

これは帰りが楽ちんですね ♪

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカードは年会費が25歳以下は無料、26歳以上は3,300円と割安ながら、ゴールドカード級の海外旅行保険が付帯する魅力的なカードです。

セゾンブルー・アメリカン・エキスプレスカード公式サイトへ

4.楽天プレミアムカード

充実の海外旅行保険とプライオリティ・パスが旅行に大人気

年会費 11,000
ブランド Visa、Master、JCB、AMEX
付帯条件 自動付帯(一部利用付帯)
補償期間 90日間
傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円(自動付帯4,000万円、利用付帯1,000万円)
傷害治療費用 300万円
疾病治療費用 300万円
損害賠償 3,000万円
携行品損害 合計50万円(自動付帯30万円、利用付帯20万円)
救援者費用 200万円
キャッシュレス診療
引受保険会社 楽天損保
特徴 ・プライオリティ・パス
・動産総合保険(年間300万円)
・トラベルデスク(北京、上海、香港)
・「グローバルWiFi」のWiFiレンタルが20%OFF
・国内空港ラウンジ利用可
・ポイント還元率1.0%【楽天スーパーポイント】
*楽天市場では5.0%、選べるサービス「楽天市場コース」選択で火曜・木曜は+1倍の6.0%

楽天プレミアムカードは、ゴールドカードならではの充実した海外旅行保険が魅力です。

傷害・疾病治療は300万円自動付帯と、手厚い補償です。

もちろんキャッシュレス診療にも対応。

補償を手厚くするために一部利用付帯が必要なものもありますが、使う頻度の多いのは携行品損害でしょうか。

電車や飛行機のカード利用でOKなので、条件は満たしやすいと思います。

この楽天プレミアムカードは、実は旅行者に大人気のカードでもあります。

その理由は、プライオリティ・パスを無料で申し込める点にあります。

プライオリティ・パス

プライオリティ・パスとは世界148カ国600以上の都市や地域で、1,300カ所以上の空港ラウンジ利用できる会員制サービスです。

しかも楽天プレミアムカードで申し込めるプライオリティ・パスは、提供プランの中でも最高ランクのプレステージ会員!

プレステージ会員は、普通に申し込めば年会費US$429、つまり50,000円以上かかります!

それが楽天プレミアムカードの年会費1,1000円で申し込めてしまうので、とんでもなくお得なのです。

もちろん、空港ラウンジを使う機会がなければお得でもなんでもないのですが、私がこれまで何回も中国に行っている経験からすると、空港ラウンジは意外に使う機会があるものです。

とくに格安航空券をよく利用する人には、このカードはおすすめです。

格安航空券では、中国へ行く際に直行便ではなく、他国の空港で乗り継ぎで行く場合が多くなると思います。

その際、空港での待ち時間が2~3時間はざらで、長いと6時間以上あるときもあります。

そんな時、プライオリティ・パスがあれば、空港での待ち時間を快適に過ごせます。

たとえば、北京に格安航空券で行くと、乗り継ぎが香港国際空港になる便があります。

香港国際空港には、「PLAZA PREMIUM LOUNGE」というプライオリティ・パスが使えるラウンジがあり、私は毎回のようにここを利用していました。

香港空港ラウンジ
香港国際空港の「PLAZA PREMIUM LOUNGE」

食事やドリンクは無料ですし、WiFiも無料、電源も使えるのでスマホの充電ができます。

ソファもゆったりしており、雰囲気もいいので、北京に行く前にこのラウンジに寄るのがとても楽しみでした。

このように、プライオリティ・パスがあると旅を快適で優雅なものにしてくれますし、いい思い出にもなります。

楽天プレミアムカードはプライオリティ・パスを無料で発行できるので、旅好きの心をつかんで離さない魅力があります。

楽天プレミアムカード公式サイトへ

5.三井住友カードゴールド・プライムゴールド

充実の海外旅行保険と年会費割引特典が魅力

  プライムゴールド(20代限定) ゴールド(30歳以上限定)
年会費 5,500円(初年度無料+割引特典あり) 11,000円(初年度無料+割引特典あり)
ブランド Visa、Master Visa、Master
付帯条件 自動付帯(一部利用付帯) 自動付帯(一部利用付帯)
補償期間 90日間 90日間
傷害死亡・後遺障害 最高5,000万円(自動付帯1,000万円、利用付帯4,000万円) 最高5,000万円(自動付帯1,000万円、利用付帯4,000万円)
傷害治療費用 300万円 300万円
疾病治療費用 300万円 300万円
損害賠償 5,000万円 5,000万円
携行品損害 50万円 50万円
救援者費用 500万円 500万円
キャッシュレス診療
引受保険会社 三井住友海上 三井住友海上
特徴

■ショッピング補償(年間300万円)
■国内主要空港のラウンジ無料利用
■年会費割引特典
■ポイント還元率0.5%(200円で1ポイント)【Vポイント】
・セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドでは+2%(200円につき2%還元)→ポイント還元率は合計2.5%
・ライフ、ドトール、マツモトキヨシなど選んだ店3店で+0.5%(200円につき0.5%還元)→ポイント還元率は合計1%

同左

三井住友ゴールドカードには20代限定のプライムゴールド30歳以上限定のゴールドがあります(ナンバーレスのゴールドカードもありますが、海外旅行保険の補償額が低いのでここでは紹介しません)。

プライムゴールドは年会費がゴールドの半分の5,500円でありながら、海外旅行保険の補償額がゴールドと同額なので、かなりお得です。

プライムゴールドの会員は30歳になると、ゴールドになります。

三井住友カードゴールドとプライムゴールドは、ゴールドカードならではの充実した海外旅行保険と、年会費割引特典やお得なポイントプログラムなど、魅力満載のカードです。

海外旅行保険に関しては、傷害、疾病治療がそれぞれ300万円と手厚い補償です。

もちろん、キャッシュレス診療にも対応。

また救援者費用500万円と、今回紹介するカードの中で補償額が一番高い。

傷害死亡・後遺障害の1,000万円のみ利用付帯ですが、それ以外は自動付帯なので楽ちんです。

その他、特筆すべきは年会費割引特典です。

分かりやすいように、表にしてみました。

■三井住友カードゴールド・プライムゴールドの年会費割引特典

  年会費割引(翌年度)
WEB明細利用 1,100円引き
前年度カード利用100万円以上300万円未満 20%引き
前年度カード利用300万円以上 半額
マイペイすリボ申し込み+前年1回以上のリボ払い手数料の支払い 半額

注意点として、前年度のカード利用額に応じた年会費優遇とリボ払い手数料支払いによる年会費優遇は重複されず、最も割引率の高いものが適用されます。

一方、WEB明細利用による年会費割引は他の割引と重複できます。

割引後の年会費を、表にしてみました。

■三井住友カードゴールド・プライムゴールドの割引後の年会費

  プライムゴールドの年会費 ゴールドの年会費
WEB明細のみ 4,400円 9,900円
前年度カード利用100万円以上300万円未満 4,400円 8,800円
WEB明細+前年度カード利用100万円以上300万円未満 3,300円 7,700円
前年度リボ払い手数料支払い 2,750円 5,500円
WEB明細+前年度リボ払い手数料支払い 1,650円 4,400円

割引後の年会費は、プライムゴールドで1,650円、ゴールドで4,400円まで下がります。

ゴールドカードで、ここまで年会費が下がるのは魅力的ですよね!

年100万のカード利用による年会費割引は、月々9万円ほどカード利用できるなら達成できるでしょう。

一方、リボ払い手数料支払いによる年会費割引率は巨大ですが、リボ払いは金利が高くなって逆に損しかねないと思われるかもしれません。

ただ金利を最小限に抑える方法もあるので、やや手間はかかりますが、その手間を惜しまなければ年会費の大幅割引は実現できます。

これについては、別の記事でくわしく紹介します。

三井住友カードゴールド・プライムゴールドは、充実の海外旅行保険と年会費割引特典が魅力のゴールドカードです。

三井住友カードプライムゴールド公式サイトへ

三井住友カードゴールド公式サイトへ

6.ミライノカードGOLD

割安な年会費ながら海外旅行保険の補償額は一般のゴールドカードの上を行く

年会費 3,300円(年間100万円以上の利用で次年度無料)
ブランド JCB
付帯条件 利用付帯
補償期間 90日間
傷害死亡・後遺障害 5,000万円
傷害治療費用 500万円
疾病治療費用 500万円
損害賠償 5,000万円
携行品損害 50万円
救援者費用 300万円
キャッシュレス診療
引受保険会社 三井住友海上
特徴 ・国内主要空港ラウンジサービス
・JCBプラザコールセンター(24時間・年中無休)
・JCB紛失・盗難海外サポート(24時間・年中無休)
・ポイント還元率1.0%【ミライノポイント】

ミライノカードGOLDは年会費が3,300円とゴールドカードとしては割安ながら、海外旅行保険が充実しているのが特徴です。

とくに傷害・疾病治療はそれぞれ500万円と、年会費10,000円クラスのゴールドカードをはるかに凌駕する補償額の高さです。

実際、今回紹介するカードの中では、傷害・疾病治療の補償額が一番高いです。

中国旅行中の傷害・疾病治療の補償額を手厚くしたいなら、このカードがおすすめです。

ただデメリットとも言えるのが、利用付帯であること。

日本出国前あるいは出国後に、航空機や電車、船舶、バス、タクシーなどの代金をカードで支払う必要があります。

利用付帯は自動付帯に比べると手間のかかるものですが、ミライノカードGOLDの利用付帯の条件はそれほど難しいものではないと思います。

ミライノカードGOLDはさらに、年間100万円以上の利用で次年度年会費が無料になります。

月々9万円ほどカード払いできるなら、年会費無料は達成できます。

これは魅力的ですね!

ミライノカードGOLDは年会費が割安な上に年会費無料も目指せて、さらに海外旅行保険の補償額がゴールドカード中トップクラスの、コスパ最高のカードです。

ミライノカードGOLD公式サイトへ

7.セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカード

家族特約で選ぶならこのカードがベスト

年会費 11,000(初年度無料)
ブランド AMEX
付帯条件 利用付帯
補償期間 90日間
傷害死亡・後遺障害 5,000万円
傷害治療費用 300万円
疾病治療費用 300万円
損害賠償 3,000万円
携行品損害 30万円
救援者費用 200万円
キャッシュレス診療
引受保険会社 損保ジャパン
特徴 ・家族特約が充実(配偶者・親族・子が補償対象)
・海外メディカルヘルプライン(24時間・年中無休・日本語対応)
・ショッピング安心保険(年間最高200万円)
・手荷物宅配サービス優待。スーツケース1個無料:空港→自宅
・ポイント還元率0.75%【永久不滅ポイント】
*海外では1.0%

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカードは、ゴールドカードならではの手厚い海外旅行保険補償額と、充実の家族特約が魅力のカードです。

傷害・疾病治療はそれぞれ300万円の高さで、もちろんキャッシュレス診療にも対応。

ただ利用付帯なので、公共交通機関の支払いをこのカードで決済する必要があります。

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカードのもう一つの特徴は、家族特約が充実していること。

この記事ではひとり旅に役立つカードを紹介しているので家族特約の有無は基準にしていませんが、もし家族特約もあった方がいいのならセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカードがベストとなります。

家族特約とはカード本人のみでなく、家族まで海外旅行保険の対象になるというもの。

ふつう「家族」の範囲は配偶者、同居の親族、別居の未婚の子になりますが、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカードではこの家族すべてに保険が適用され、しかも本会員と同一の補償額です。

カードによっては子供にしか保険が適用されなかったり、補償額が本会員より少なかったりしますが、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカードにはそのような穴がありません。

たとえば楽天プレミアムカードには、家族特約自体がありません。

三井住友カードゴールドは、親族と子のみで配偶者が含まれません。

ミライノカードGOLDは配偶者、親族、子すべてが保険の対象になりますが、補償額はカード本会員より少なく、たとえば傷害・疾病治療は本会員が500万円なのに対して家族は250万円です。

これらに対してセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカードは配偶者、親族、子すべてが保険の範囲に含まれて、かつ家族の補償額は本会員と同額です。

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカードは、手厚い海外旅行保険と充実の家族特約が魅力のゴールドカードです。

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレスカード公式サイトへ

5.北京旅行におすすめの海外旅行保険付きクレジットカード一覧表

今回紹介した、中国旅行におすすめの海外旅行保険付帯クレジットカード一覧表です。

  エポスカード 横浜インビテーションカード セゾンブルーアメックス 楽天プレミアムカード 三井住友カードゴールド ミライノカードGOLD セゾンゴールドアメックス
  横浜インビテーションカード 楽天プレミアムカード
年会費 無料 無料 3,300円 11,000円 11,000円 3,300円 11,000円
ブランド Visa Master AMEX Visa
Master
JCB
AMEX
Visa
Master
JCB AMEX
付帯条件 利用 利用 利用 自動 自動 利用 利用
傷害死亡・後遺障害 3,000万円 2,000万円 3,000万円 5,000万円
(4,000万円)
5,000万円
(1,000万円)
5,000万円 5,000万円
傷害治療 200万円 200万円 300万円 300万円 300万円 500万円 300万円
疾病治療 270万円 200万円 300万円 300万円 300万円 500万円 300万円
賠償責任 3,000万円 2,000万円 3,000万円 3,000万円 5,000万円 5,000万円 3,000万円
携行品損害 20万円 20万円 30万円 50万円
(30万円)
50万円 50万円 30万円
救援者費用 100万円 200万円 200万円 200万円 150万円 300万円 200万円
キャッシュレス診療
公式サイト エポスカード 横浜インビテーションカード セゾンブルーアメックス 楽天プレミアムカード 三井住友カードゴールド ミライノカードGOLD セゾンゴールドアメックス

 

カッコ内は一部利用付帯の条件のあるカードの、自動付帯の分の補償額です。

赤字はとくに重要な、ケガ・病気の治療費の補償額です。

6.まとめ

北京旅行におすすめの、海外旅行保険付きクレジットカードでした。

海外旅行保険付きクレジットカードがあれば、旅行のたびに海外旅行保険に加入する必要がないので、費用を節約できます。

ただ中国ではケガ・病気による治療費が高額になりがちなので、海外旅行保険付きクレジットカードは2~3枚持っていくことが推奨されます。

今回紹介した中で最もおすすめなのはエポスカードで、年会費無料ながら補償額が手厚く自動付帯なので、北京ひとり旅にイチオシのカードです。

北京旅行が決まったら、すぐにエポスカードに申し込んでください。

エポスカード公式サイトへ

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北京ひとり

北京に一年間留学したことから北京の魅力にどっぷりハマる。北京で生活した経験を生かして、北京をひとり旅できるための情報を日々発信中。

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