北京旅行に持って行くスーツケース選びで、悩んだことはありませんか。
「安くて軽くて丈夫なものは何か」
「どのブランドがいいのか」
「デザインの良いものは何か」
などなど。
スーツケースはたくさん売られているので、どれがいいのか迷いますよね。
旅行を快適に楽しく過ごすには、スーツケース選びは大切なポイントです。
今回そんなスーツケース選びに役立てればと、定評あるブランドの中からおすすめの7品と選び方について紹介します。
北京に就航している主要航空会社の機内持ち込み手荷物・預け入れ手荷物のルールなども解説しますので、スーツケース選びの参考にしてください。
1.3万円以下の高コスパスーツケース3選
1.GRIFFIN LAND(グリフィンランド) PC7000
低価格・高コスパで楽天売れ筋ランキングトップ!
サイズ | 67.5×46×32cm |
容量 | 62L |
重さ | 5.5kg |
素材 | ポリカーボネートコーティング |
開閉 | フレーム |
キャスター | 4輪 |
TSAロック | ○ |
グリフィンランドのPC7000は、楽天売れ筋ランキングで上位常連の大人気商品です。
2019年には楽天年間ランキングを受賞してもいます。
PC7000は手頃な価格でありながら、必要な機能は十分搭載しています。
主な特徴は、以下のとおり。
- 本体にはポリカーボネートをコーティング
- 深層式強化アルミフレーム
- 日乃本JAPAN社製キャスター
- 内側はインナーフラット仕様
- コーナープロテクト
- 多段階調節可能キャリーバー
- フェルール(底足)に多目的機能搭載(フック)
まず、素材は軽くて丈夫なポリカーボネートをコーティングしています。
開閉部は深層式強化アルミフレームで、耐久性と強度をアップ。
フレーム部分が歪んで開閉できなくなる問題を解決します。
キャスターは日乃本JAPAN社製で、耐久性と走行性あり。
長期間にわたって静かで滑らかな走行を保ち、360度回転可能なので旅の移動にストレスがありません。
内側は凸凹のない平坦なインナーフラット構造なので、タンスに収納するように荷物を詰め込めます。
カラーバリエーションも豊富。
グリフィンランドのスーツケースは、リーズナブルな値段ながら必要な機能は搭載した、コスパ最高の商品です。
2.ACE(エース) クレスタ
エキスパンド機能で本体を拡張できて便利!安心の日本ブランド
サイズ | H68×W45×D27/31cm |
容量 | 64L/70L |
重さ | 4.3kg |
素材 | ポリカーボネート/ABS樹脂 |
開閉 | ファスナー |
キャスター | 4輪(双輪) |
TSAロック | ○ |
日本のスーツケースブランドとして有名な「エース」。
その人気シリーズ「クレスタ」の特徴は、まずエキスパンド機能。
拡張機能のことで、通常64Lであるところマチを広げると70Lまでアップするので、荷物が増えた時でも安心です。
エキスパンドした上部には、隠しポケットも搭載。
とっさの荷物の出し入れに便利です。
車輪は双輪キャスターの計8つで、旋回性に優れ方向転換が簡単。
エースのクレスタは、日本ブランドならではの使いやすく高品質なモノづくりが人気のスーツケースです。
3.American Tourister(アメリカンツーリスター) インスタゴン スピナー55
USBポート搭載でスマホの充電が便利!
サイズ | 高さ55x幅36xマチ24(27) cm |
容量 | 35L(拡張時42L) |
重さ | 約2.8kg |
素材 | ポリプロピレン |
開閉 | ファスナー |
キャスター | 4輪 |
TSAロック | ○ |
アメリカの旅行かばんブランドとして有名な、アメリカンツーリスター。
インスタゴン(INSTAGON)はひし形の立体的なデザインがユニークなスーツケースです。
その特徴はまず、ファスナーを開閉するだけで拡張可能な「エキスパンダブル機能」。
帰りにお土産なので荷物が増えても安心です。
またスピナー55にのみUSBポートを搭載。
モバイルバッテリーを内部にセットすれば、スマホを素早く充電できます。
その他、振動を軽減するホイールは、スムースな走行性を発揮します。
2万円を切るコスパの高さも魅力です。
2.7万円以下のおすすめスーツケース3選
1.Samsonite(サムソナイト) コスモライト
超軽量で頑丈!世界トップブランドの大人気商品
サイズ | 69×46×29 cm |
容量 | 約68L |
重さ | 約2.3kg |
素材 | Curv |
開閉 | ファスナー |
キャスター | 4輪 |
TSAロック | ○ |
サムソナイトは世界トップのラゲッジブランドで、トラベルアイテムの世界をリードするブランドです。
上で紹介したアメリカンツーリスターを傘下に収めていることでも有名。
そのコスモライトは、100年を超えるサムソナイトの歴史に革新をもたらしたスーツケースです。
最大の特徴は軽さで、68Lでわずか2.3kgの超軽量。
本体に採用されている特許素材Curv(カーヴ)は、衝撃や歪みに対し優れた耐性を持ちます。
丸みを帯びた独特のフォルムは、貝殻(シェル)の強さに発想を得て開発されました。
コスモライトは指1本で持ち上げられる軽さに加えて、驚きの耐衝撃性までも実現した、サムソナイト史上最強・最軽量のスーツケースです。
2.SUNCO(サンコー鞄) SUPER LIGHTS MGS
創業120年を超える国内老舗メーカーのロングセラー
サイズ | 約69×48×29 cm |
容量 | 約73L |
重さ | 約3.8kg |
素材 | ポリカーボネート |
開閉 | フレーム |
キャスター | 4輪 |
TSAロック | ○ |
サンコー鞄は1893年創業、120年を超える日本の老舗で、国内にも数少ない自社修理が可能なスーツケースメーカーです。
「SUPER LIGHT(スーパーライト)」シリーズは、サンコー鞄のフラグシップモデルでロングセラー商品。
最大の特徴はフレームタイプでありながら、とても軽いこと。
73Lでわずか3.8kgです。
フレームには実用金属としては最も軽い、マグネシウム96%合金を採用。
アルミニウムフレームに比べて約1/3軽く、剛性・強度に優れ、衝撃によるくぼみが生じにくい。
本体はポリカーボネートよりさらに軽く強い、「HT polyca(ポリカ)」を採用しています。
キャリーバーは3段階調節可能で、ハンドルはISO取得の抗菌仕様、表面の雑菌繁殖を抑制します。
キャスターは日本の日乃本製50mmオイル封入キャスターで、摩擦熱からホイールを守ります。
360度回転4輪式なので方向転換も楽々、快適な走行が可能です。
マグネシウムの結晶構造である六角形のモチーフを模したデザインは、軽量化の原点に立ち返るコンセプトによるもので、スタイリッシュな印象を与えます。
アフターサービスも万全。
本体の破損やスペアキー紛失などの相談も、自社内に修理工房と修理職人を抱えたサンコー鞄スタッフが対応します。
軽くて頑丈なサンコーの「SUPER LIGHTS MGS」は、長年にわたって愛用するトラベラーも多いロングセラーシリーズです。
3.HaNT(ハント) マイン
「エース」女性社員チームが作る女性のためのスーツケース
サイズ | H65(71)×W47(49)×D25(25) cm |
容量 | 75L |
重さ | 4.1kg |
素材 | ポリカーボネート |
開閉 | ファスナー |
キャスター | 4輪(キャスターストッパー付き) |
TSAロック | ○ |
スーツケースメーカー「エース」の女性社員チームが企画・開発した、女性のためのスーツケースブランド「ハント」。
その「マイン」にはデザイン・機能の一つひとつに、旅がより素敵で快適になるアイディアが詰まっています。
まず便利なのがキャスターストッパー。
スーツケース背面のつまみを操作するだけで、キャスターを動かないようにすることができます。
電車の移動時など、手で押さえてなくても勝手に動きません。
内面は空港やホテルで開けても衣類が見えない収納スペースに、小物がたっぷり入るマチ付きポケット。
荷崩れ防止用のベルトも搭載しているので安心。
表面のシンプルかつ個性的なデザインは、ターンテーブルでも見つけやすい。
ななめのリブは耐久性を向上させており、マットな質感でキズも目立ちにくいです。
内装は本体カラーごとに異なるデザインのプリント生地で、スーツケースを開けるたびに楽しい気分になれそう。
ハントのマインは、一緒に持って行くだけで旅が楽しくなりそうなスーツケースです。
3.有名ブランドのおすすめスーツケース
RIMOWA(リモワ) ORIGINAL Check-In(オリジナルチェクイン)
上質で洗練されたデザインが大人気!ドイツ老舗のハイエンドモデル
サイズ | 69×44×27.5CM |
容量 | 60L |
重さ | 5.4kg |
素材 | アルミニウム |
開閉 | フレーム |
キャスター | 4輪(双輪) |
TSAロック | ○(2個) |
リモワは1898年創業、120年を超えるドイツの老舗トップブランドです。
「オリジナル(ORIGINAL)」はリモワを象徴する、リブ構造が施された伝統の高品質アルミニウム合金製ボディで、強靭かつ美しいデザイン。
高さ調節可能な中仕切りのフレックスディバイダーは、荷崩れ防止が可能。
キャスターは双輪の計8つで、360度どの方向にもスムーズに方向転換できます。
ハンドルは、多段階で長さの調節が可能。
リモワの「オリジナル」は高額ですが、長く愛用できるハイエンドモデルです。
4.スーツケースの選び方
北京旅行のスーツケース選びは、次の6項目から考えられます。
- サイズ(容量)〜旅行日数に合わせて
- 素材〜ハードケースかソフトケースか
- 開閉方法〜フレームかファスナーか
- 開き方〜両面開きか片面開きか
- キャスター〜2輪キャスターか4輪キャスターか
- 【補足】鍵〜TSAロック
以下、順に見ていきます。
1.サイズ(容量)〜旅行日数に合わせて
スーツケースのサイズは、まず旅行の日数に合わせて選びましょう。
日数によって、荷物の量も変わってくるからです。
一般的には、「1泊につき10リットル」が目安とされます。
お土産なども入れることを考えて少し大きめが良いとすれば、ざっくりと以下のようになるでしょう(日本の老舗メーカー「サンコー鞄」推奨の目安です)。
1~2泊 | 3~4泊 | 5~1週間 | 10日以上 |
~40L | 40~60L | 60~90L | 90L以上 |
スーツケースのサイズはS、M、Lで表されることもありますが、メーカーによって大きさが異なるので、容量【リットル】(および「縦×横×高さ」)で見ましょう。
このようにスーツケースのサイズは、まず旅行の日数に合わせて選ぶのが基本です。
次にスーツケースを飛行機に預けるか、機内に持ち込むかの場合に応じて各航空会社のサイズ規定に従う必要があります。
それぞれ順に解説します。
1.受託(預け入れ)手荷物のルール
スーツケースを飛行機に預ける場合、各航空会社の定めるサイズと重さのルールに従わなければなりません。
北京に就航している主な航空会社のルールは、以下のとおりです。
すべてエコノミークラスの記載です。
ビジネスクラスなど他のクラスについては、各航空会社のリンクを貼っておきましたので、そちらを参照してください。
航空会社 | 重さ | サイズ=3辺(縦・横・高さ)の合計 | 個数 |
ANA | 23kg(50ポンド) | 158cm(62インチ) | 2個 |
JAL | 23kg | 203cm | 2個 |
中国国際航空(エアチャイナ) | 23kg | 158cm | 2個 |
中国南方航空 | 23kg | 158cm | 2個 |
中国東方航空 | 23kg | 158cm | 1個 |
海南航空 | 23kg | 158cm | 1個 |
【参照サイト】
上記のルールに沿って、スーツケースのサイズは3辺の和が158cm以内のものを選ぶ必要があります。
その上で、重さにも気をつけましょう。
上記の重さは無料手荷物許容量で、これを超える重量の場合、超過手荷物料金がかかってしまうので注意が必要です。
ちなみにラゲッジスケールがあれば家でスーツケースの重さを測れるので、空港で慌てることがなく便利です。
2.機内持ち込みのルール
スーツケースを飛行機に持ち込みたい場合、各航空会社のルールに従わなければなりません。
たとえばANAのルールは、以下のとおりです。
北京に就航している主な航空会社の機内持ち込みルールは、以下のとおりです。
すべてエコノミークラスの記載です。
ビジネスクラスなど他のクラスについては、各航空会社のリンクを貼っておきましたので、そちらを参照してください。
航空会社 | 重さ | サイズ | 個数 |
ANA | 10kg(22ポンド) | 3辺(縦・横・高さ)の和が115cm(45インチ)以内かつ3辺それぞれの長さ55cm×40cm×25cm以内(22×16×10インチ) | 1個(身の回りの品[ハンドバッハンドバッグ、カメラ、傘など]のほか、手荷物1個) |
JAL | 10kg | 同上 | 1個(身の回りの品[ショッピングバッグ、ハンドバッグなど]1個のほか、手荷物1個) |
中国国際航空(エアチャイナ) | 5kg(11ポンド) | 3辺(縦・横・高さ)それぞれの長さ55cm×40cm×20cm以内(22×16×8インチ) | 1個+前方座席の下に収納できる手荷物(ハンドバッグ、ブリーフケース、ノートPCケース、カメラケース、または同様のサイズ以下のもの)1個 |
中国南方航空 | 5kg | 3辺(縦・横・高さ)の和が115cm(45インチ)以内 | 1個(身の回りの品のほか、手荷物1個) |
中国東方航空 | 10kg | 3辺の和は115cm未満、3辺は56cm、45cm、25cm未満 | 1個 |
海南航空 | 10kg | 3辺(縦・横・高さ)の和が115cm(45インチ)以内 | 1個 |
【参照サイト】
スーツケースを機内に持ち込みたい場合、上記のサイズを超えないスーツケースを選ぶ必要があります。
2.素材〜ハードケースかソフトケースか
スーツケースは、素材で選ぶことができます。
スーツケースにはハードケースとソフトケースがあり、それぞれの特徴があります。
順に見ていきます。
1.ハードケースのメリットデメリット
■メリット
- 頑丈
- 耐久性あり
- 防水性あり
■デメリット
- 重い
- 傷や凹みができやすい
- 運が悪ければ割れることも
ハードケースは端的に言えば、頑丈な反面重いです。
ハードケースにはさらに素材として、アルミやABS樹脂、ポリカーボネートといった種類があります。
このうち軽さを求めるなら、ポリカーボネートがおすすめです。
■ポリカーボネートとは
ポリカーボネートは軽量かつ頑丈、多くの優れた特性をもっています。
プラスチック素材の中で最高の耐衝撃性を誇り、航空機や自衛隊の盾にも使用される頑強な素材です。
従来のABS樹脂のボディでは割れてしまう衝撃を、ポリカーボネートはへこむことで受け流します。
ポリカーボネートがスーツケースに使われるようになったのは、比較的最近の話です。
2.ソフトケースのメリットデメリット
■メリット
- 軽い
- 外側にポケットのあるものも
- 伸縮性があり荷物が増えても詰め込みやすい
- 片面開きで出し入れが容易
■デメリット
- 雨に弱い、中身が濡れることも
- 切り裂かれるリスクがなくもない
ソフトケースは端的に言えば、軽いが雨が少し心配。
布地なので可能性としては切り裂かれるリスクがなくもないですが、ほとんどのソフトケースは強度に問題ないと思います。
私はソフトケースを持ってますが、ボディは硬く頑丈です。
10年以上使ってますが、壊れたり破れたりしたことはありません。
3.ハードケースとソフトケースどっちがいいの
ハードケースとソフトケース、どちらがいいでしょうか。
それぞれ一長一短があり、どちらを選んでもよいのではないかと思います。
あなたの好みで選べばいいでしょう。
ちなみに日本ではハードケースが多いですが、外国ではソフトケースが多いようです。
3.開閉方法〜フレームかファスナーか
スーツケースの開閉部分は、フレームとファスナーがあります。
それぞれのメリットデメリットを見ていきます。
ちなみにソフトケースは、ファスナーのみです。
1.フレームのメリットデメリット
■メリット
- 頑丈
- 防水性
- セキュリティ
■デメリット
- 重い
- フレームがずれて開かなくなるトラブルも
2.ファスナーのメリットデメリット
■メリット
- 軽い
- 少し開けて荷物の出し入れができる
■デメリット
- 切り裂かれるリスクがなくもない
- 耐久性はフレームに劣る
3.フレームとファスナーどっちがいいの
フレームとファスナーは、どちらがいいのでしょうか。
これについてもそれぞれ一長一短があるので、それぞれのメリットで選べばいいと思います。
頑丈さならフレームタイプ、軽さや物の出し入れのしやすさならファスナータイプ。
どちらを選んでも、大きく間違うということはありません。
4.開き方〜両面開きか、片面開きか
スーツケースには、両面開きと片面開きがあります。
両面開きは、次のようなもの。
真ん中からパカっと開いて、両面に荷物を入れられるようになっているものです。
主にハードケースは、この開き方です。
一方、片面開きは次のようです。
こちらは主に、ソフトケースの開き方です。
両面開きと片面開きのそれぞれに特徴がありますので、以下見ていきます。
1.両面開きのメリットデメリット
■メリット
- 収納しやすい
■デメリット
- 寝かせて広げるので狭い場所では不便
2.片面開きのメリットデメリット
■メリット
- 狭い場所でも取り出しやすい
- 立てたままで開けることができるものもある
■デメリット
- 両面開きに比べると収納しづらいかも
3.両面開きと片面開きはどっちがいいの
両面開きと片面開きは、どちらがいいでしょうか。
これについてもそれぞれ一長一短があるので、好みや使いやすさで選べばいいと思います。
どちらを選んでも、大きく間違うということはありません。
5.キャスター〜2輪か4輪か
スーツケースのキャスターには、2輪と4輪があります。
これについては、4輪キャスターがおすすめです。
理由は、小回りがきくし走行が安定するからです。
2輪は立てた時の安定感はあり凸凹道で走行しやすい、音が静かというメリットがありますが、小回りがきかず扱いづらいと思います。
ですので、キャスターは4輪がおすすめです。
6.【補足】鍵〜TSAロック
スーツケースの鍵には、「TSAロック」という特殊な鍵が存在します。
上の写真のように「赤い菱形」、または「赤い松明」のマークが付いています。
このTSAロックは中国旅行には不要ですが、アメリカ旅行に必要な鍵です(ハワイ、グアム、サイパン含む)。
将来アメリカ旅行する可能性があるなら、TSAロックのスーツケースを選ぶべきです。
ちなみに最近のスーツケースは、ほとんどTSAロック付きです。
■TSAロックとは
TSAロックとは、アメリカ運輸保安庁が認定したロックシステムのこと。
アメリカでは、受託手荷物は施錠しないことが求められています。
テロ対策の安全確認のため、運輸保安庁係官が中身を検査する場合があるからです。
その際、鍵がかけられている荷物に関しては鍵を破壊することが認められており、その破壊についての損害賠償は一切ありません。
しかし搭乗者から「荷物に鍵をかけないと心配」という声が高まり、この問題を解決するために登場したのがTSAロックです。
TSAロックが装備されていれば、持ち主が自分の鍵で施錠していても、係官が鍵を破壊することなく合鍵(マスターキー)で開き中身を検査できるのです。
5.ターンテーブルで間違って持って行かれないために
スーツケースは入国後(帰国後)、上の写真のように空港の「ターンテーブル」と呼ばれるベルトコンベアーで運ばれてきます。
その際トラブルでよくあるのが、スーツケースの取り間違い。
市販されている以上同じものは存在しますし、色やデザインが似たものはあるので、そんなトラブルが発生します。
ですので注意しましょう。
このトラブルへの対策としては、目印になるステッカーやタグ、ベルトを付けることです。
取れてしまうことのないステッカーがおすすめですが、ソフトケースだと貼りづらいかもしれないので、その場合はタグやベルトを付けましょう。
人に間違って持って行かれない、自分の物だと見つけやすければOKです。
6.管理人のおすすめスーツケース2選
ここではおすすめのスーツケースの中から、私の特におすすめする2品を紹介します。
1. GRIFFIN LAND(グリフィンランド) PC7000
安さ・コスパの良さで選べば、断然グリフィンランドです。
必要な機能は十分備わってますし、楽天売れ筋ランキングトップの実績と評価があります。
2. Samsonite(サムソナイト) コスモライト
少し予算に余裕があるなら、スーツケースブランド世界一のシェアを誇るサムソナイトがおすすめです。
その大人気商品「コスモライト」は、その軽さが魅力的。
「世界一軽い」と言われるほどに軽さを追求しているサムソナイトの中でも、コスモライトは最も軽いです。
また軽いだけでなくボディも頑丈で、10年20年と愛用しているトラベラーも多い。
サムソナイトのコスモライトは、私が特におすすめするスーツケースです。
7.まとめ
北京旅行におすすめのスーツケースを紹介してきました。
いかがでしたか?
良いスーツケースと一緒に出かければ、旅も快適に楽しくなりますよね ♪
ぜひお気に入りのスーツケースを見つけて、北京旅行を楽しんできてください!
北京旅行ではスーツケースとは別に、街歩き用のサブバッグが必要になると思います。
おすすめのサブバッグは、以下の記事で紹介しています。
北京旅行のサブバッグおすすめ10選【ショルダー&リュック】北京の街歩きに最適!